総務省 東北総合通信局
Tohoku Bureau of Telecommunications 【地域情報化】
“e”からはじまる未来の東北
第3編 東北における地域情報化への取り組みと事例
第2章 地域ネットワーク関連施策別の主な事例
第4節 地域インターネット導入促進事業


白河市地域インターネット導入促進事業の概要

1 事業概要
 白河市情報センター内にサーバを整備して、市役所本庁舎とデジタル専用線で結び、本庁舎を親局として市内各小中学校を無線LANで接続する。これによって多くの児童・生徒が時間に制限されることなく、自由にインターネットを利用できるようになる。また、市内の各種公共施設等をネットワーク化することにより、市民が身近な施設からインターネットで情報収集や質問・相談ができるようになることで、行政と市民、学校と地域住民との交流を図る。

2 提供するアプリケーション
 (1)  行政情報提供システム
 市のホームページに各課の専用ページを設け、職員自ら内容を更新し、最新の行政情報や各種行事予定などを市民に提供すると共に、各課への質問・相談をメールや掲示板により受け付け、迅速な対応を行う。
 (2)  学校教育・生涯学習情報化システム
 市内小中学校を無線LANで接続し、学校間の交流、ホームページ等の作成を行い、情報リテラシーの向上を図る。また、ホームページを通じて、学校の情報を地域に発信したり、掲示板等により児童・生徒と地域住民との交流を図る。
 インターネットにより、市民に各種講座やイベント、ボランティア活動などの生涯学習に関する情報を提供し、活動を支援すると共に、その活動の場となる文化・スポーツ施設の空き状況の確認をすることができる。

3 事業規模
 約40,000千円(補助金額 約20,000千円)

4 システム構成図
福島県白河市地域インターネット導入促進事業 システム構成図


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