IT推進委員会 〜刷新化ビジョン策定(2)〜

川口市(川口市役所 市民会館地下第1、2会議室)
平成17年10月28日(金)9時半〜12時

○実施方法説明

川口市挨拶 青山学院大学大学院 松尾教授より、本日の作業は、「昨日のIT推進会議の結果を踏まえ、具体的に何をやっていくのかを考えることである。具体的には、それ相応の金・人等の経営資源を投下し一生懸命やらねばできないこと(行動成功要因)は何かを考え、さらに行動成功要因に優先順位付けを行うことである。」との説明がありました。



○「行動カード」の作成と分類・整理(1)

総務省挨拶 今回は、「内部管理業務」「基幹業務」「その他業務」の3つのグループに分かれて作業を行いました。作業はまず、「市長マニフェスト」「IT推進会議行動成功要因優先度付リスト」「前回の環境分析」を踏まえ、行動成功要因をカードに記述する「行動カード」の作成から始まりました。参加職員は5枚ずつ「行動カード」を作成し、事務局にて行動成功要因別に分類・整理がされました。



○「行動カード」の作成と分類・整理(2)

本事業の(全体像)の説明 次に、「各部、課の機能」を踏まえ、各課の視点と市全体の視点から行動成功要因について「行動カード」の作成を行いました。参加職員は、課の視点から2枚、市全体の視点から2枚の行動カードを作成しました。こうして作成した行動カードを全て集め、昨日のIT推進会議で優先度の高かった「防犯・防災対策を進める」「組織の意識・行動改革に努める」等の7つの行動成功要因を基に、いくつかの行動成功要因に行動カードの分類と整理を行いました。



○行動成功要因の優先度順位付け


実施方法説明  さらに、行動カードの分類・整理によってあぶり出された行動成功要因に対し、優先順位をつける作業を行いました。
  参加職員が、優先度の高いと思われる行動成功要因を選ぶために、各自3票ずつもつこととし、各行動成功要因に投票を行いました。投票の結果、行動成功要因の優先順位付けがされました。実際の優先順位付けにおいては、「担当課の立場からは優先順位をつけるのは難しいな。」と悩むような局面もあり、行動成功要因が同順位となることもありました。


○目的―手段順の作成

本事業の(全体像)の説明続いて、行動カードを目的―手段順に並び替える作業を行いました。はじめに、本日作成した行動カードに昨日IT推進会議で作られた行動カードを加えた上で、全体を3つ程度の島に分けました。次に、各島にある個々の行動カードを比較し、目的―手段の順に並び替える作業を行いました。最後に、目的―手段順に整理された島同士が統合され、1つのパターンが出来上がりました。この作業においては、「はじめての経験であり、こうしたやりかたには馴れていないので戸惑う。」という声がありました。

○3つの段階への区分け

本事業の(全体像)の説明 このようにして、行動カードは目的―手段順に並び替えられた上で、統合され1つのパターンに整理されました。最後に、目的―手段順に整理された行動カード全体のながれを見て、3つの段階に分けることで本日の作業を終了しました。この作業においては、「比較的きれいな形で3つの段階に分けることができた。」というグループもあれば、「目的―手段順に並び替えるという発想自体に不慣れで時間がかかる」というグループまで様々ありました。

○作業のまとめ

本事業の(全体像)の説明 松尾教授より、「本日作成していただいた目的―手段リストの3つの段階への区分を踏まえ、具体的に3つの段階毎の行動計画を整理していくことになります。」という説明で作業のまとめとなりました。





○総務省挨拶

本事業の(全体像)の説明 最後に、総務省の村上事務官より、本日の作業に参加された職員の方のご協力に対して、御礼が述べられて閉会となりました。






使った資料



成果物



刷新化の方向性策定(2)


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