画像:住民参画システム利用の手引き 〜地域SNS、公的認証対応アンケートシステム〜
トップページ資料編>用語解説
目次
座長あいさつ
総論
導入検討編
実践編 地域SNS

実践編 電子アンケートシステム
資料編
参考資料 1. ICT住民参画研究会委員名簿
参考資料 2. 実証実験の概要
参考資料 3. 用語解説
3. 用語解説

【あ行】

・ ICT(あい・しー・てぃ)   

 Information and Communication Technologyの略。
 情報(information)や通信(communication)に関する技術の総称。日本では同様の言葉としてIT(Information Technology:情報技術)の方が普及していたが、国際的にはICTがよく用いられ、近年日本でも定着しつつある。

・ IPアドレス(あい・ぴー・あどれす)

 インターネットやイントラネットなどのIPネットワークに接続されたコンピュータや通信機器1台1台に割り振られた識別番号。インターネット上ではこの数値に重複があってはならないため、割り当てなどの管理は各国のNIC(ネットワークインフォメーションセンター)が行なっている。

・ ウェブサイト

 web site。
 インターネット上のホームページ(最初のページ)や、その他のページ全体のこと。

・ SSL(えす・えす・える) 

 Secure Socket Layer の略。ウェブブラウザとサーバ間で安全な通信を行なうためにNetscape Communications社が開発したセキュリティ技術。

・ SNS(えす・えぬ・えす)

 ソーシャルネットワークサービスの略。広く情報を公開する一般的なウェブサイトとは異なり、すでに加入している人の紹介がないと参加できない招待制のサービスを指すことが多い。米国では米グーグル(Google)社が2004年1月にサービスを開始した“Orkut(オーカット)”、日本では(株)ミクシィが2004年3月にサービスを開始した“mixi(ミクシィ)”などが先鞭をつけ、多くの利用者を得ている。主な機能としては、自分のプロフィールや写真を公開する機能、公開範囲を設定できる日記機能、共通のテーマで意見交換や情報交換を行うコミュニティ機能、その他、会員同士のメッセージ機能や訪問履歴を残す機能、カレンダー機能などがある。

・ OS(おー・えす)

 オペレーティング・システムの略でパソコンを動かすための基本的なソフトを指す。基本ソフトとも呼ばれる。OSはメモリやディスク、周辺機器などのハードウェアの管理や、ユーザーがパソコンを操作するためのプログラム(ユーザーインターフェース)の提供など、実にさまざまなことを行っている。OSが組み込まれていないとパソコンを動かすことはできない。それぞれのOSではそのOSに対応するソフトや周辺機器を使用しないと動かない。

【か行】

・ 公的個人認証サービス(こうてきこじんにんしょうさーびす)  

 インターネットを通じて行政手続などを行う際、他人によるなりすまし申請や通信途中での改ざんなどを防ぐため、利用者が使用する電子証明書を交付するサービス。

【さ行】

・ サーバ  

 server。
 ネットワークの中心となるコンピュータをサーバコンピュータと呼び、略してサーバと一般的に呼ぶ。サーバにはインターネットにおけるWWWサーバなど、ネットワーク上のファイルを共有してネットワークに接続しているユーザーが使えるようにするファイルサーバ、メールの送受信を行うメールサーバなどがある。

・ CATV(しー・えー・てぃ・ぶい)   

 Cable Televisionの略。ケーブルテレビ。もともとは共同受信アンテナ・テレビジョン(Community Antenna Television)の略で、特定の地域内で番組を配信するシステム。地上波放送や衛星放送の再送信サービスに加え、独自の番組制作や、有料番組放送などを行っているところもある。CATV回線を用いてインターネット接続サービスを行っているCATV事業者も多い。

【た行】

・ 電子会議室(でんしかいぎしつ)

 電子掲示板などを用いて、あるテーマに基づいて参加者が情報や意見の交換を行なうこと、あるいはその場所。

・ 電子掲示板(でんしけいじばん) 

 インターネット上のウェブサイトに、誰でも自由に、あるいは登録した人のみがコメントなどを書き込める機能またはサービスのこと。

【な行】

・ 2ちゃんねる(にちゃんねる)    

 1999年に開設された電子掲示板サイト。日本最大にして最も有名な電子掲示板サイトとなっている。独特の表現や隠語、文字を並べてキャラクターなどの絵を描くアスキーアートなどが発達している。数々の犯罪予告や名誉毀損訴訟、匿名内部告発、情報漏洩事件などの舞台となってきたことでも有名。投稿者が特定のハンドル名を名乗らずに「名無しさん」などの匿名ハンドルで書き込みを連ねていくスタイルが基本となっており、話者識別すら無い独特のコミュニケーションが展開されている。ただし、話者をシステム的に厳密に識別できる仕組みも用意されている。

【は行】

・ フリーメール   

 Free mail。
 誰でも無料で利用できるメールサービス。メール内に広告が入り、事業主体は広告収入でサービスを維持する。ひとりでいくつもメールアドレスを持つことができることから、有料のメールに比べて信頼性が低いといわれる。

・ ブログ   

 blog。
 Weblog(ウェブログ)の略。個人や企業などが簡単にインターネット上で日記を作成、公開できるサービス。他人のブログに対するコメントを先方に自動送信する“トラックバック機能”を持つ場合が多い。この機能を利用すると、どちらのウェブサイトからでも相互のブログのコメントが参照できるため、単独のブログよりも幅広い意見交換が期待できる。

・ プロバイダ    

 provider。
 インターネット接続サービス事業者。「インターネット・サービス・プロバイダ」「サービス・プロバイダ」「ISP(あい・えす・ぴー)などとも呼ぶ。電話回線やCATV回線、光ファイバー回線、携帯電話などを通じて、企業や家庭のコンピュータをインターネットに接続するのが主な業務。付加サービスとして、電子メールサービスや、ホームページ開設サービス、セキュリティサービスなどを提供しているところもある。  

・ ポータルサイト      

 portal site。
 インターネットに接続したとき、ウェブブラウザで最初に表示してもらうことを目的に作られているウェブサイトのこと。ポータル(portal)とは、玄関、入り口などの意味。そのページが、各種インターネットサービスへの入り口になっている場合をいう。

【ま行】   

・ メーリングリスト  

 個人が発信した電子メールが、登録されたメンバー全員に一斉に送信されるサービス。グループ内での各種連絡や、意見交換、情報共有などに用いられることが多い。’ML’と略す場合もある。  

・ メールマガジン

 登録されたメンバーに一斉に電子メールで記事などを送るサービス。’メルマガ’と略す場合もある。

【や行】

・ ユビキタス

 Ubiquitous。
 ラテン語が語源で、いたるところに存在する(遍在)という意味。インターネットなどに、いつでも、どこからでもアクセスできる環境を指す意味に使われる。「ユビキタス・コンピューティング」、「ユビキタス・ネットワーク社会」のようにも使われる。

総務省 | 財団法人地方自治情報センター