平成20年から同27年にかけて、我が国のICT産業の国際競争力の強化に向けた測定指標として、「ICT国際競争力指標」を毎年公表してきましたが、あらゆるモノがインターネットにつながるIoT社会が到来しつつあることを踏まえて、従前の同指標の抜本的な見直しを行い、平成28年から新たに「IoT国際競争力指標」を策定し、これを公表しています。
概要
従前の「ICT国際競争力指標」では、ICT関連のサービス・製品についての我が国の市場シェア及び輸出額シェアに着目し、その推移から国際競争力の変化を測定してきた。
「IoT国際競争力指標」は、従前のものに次の3点の変更を加え、新たに策定したものである。
- ICT産業を、「スマートシティ関連部材・機器」や「コネクテッドカー関連部材・機器」等から成る「IoT市場」と、それ以外の「従来のICT市場」とに分けて分析
- 「サービス・製品の競争力」に加え、研究開発やファイナンス等から成る「潜在的な競争力に関する指標を導入
- 主要な10か国・地域の企業競争力について、スコア化を行い、総合ランクを算定
- 【参考】「ICT国際競争力指標」(平成27年まで公表)
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