2020年1月現在
情報紙「よこてfun通信」の発送を通じて既につながりを持っている「応援人口」を対象に、横手市への応援意識の掘り起し・底上げと具体的な応援企画を官民協働で実施する「横手応援市民学校」事業を展開します。
ふるさと納税などを契機に情報紙を講読いただいている「応援人口」が、行政・地元関係者とともに応援事業の企画、実践をモデル的に行い、解決すべき課題の発掘と情報発信をしていくことで、情報紙と応援市民学校をリンクさせ、応援の好循環スキームを形作ります。
横手市は平成27年度より応援人口を募る仕組みとして「応援人口拡大事業」を実施しており、出身者・経験者向けのフリーペーパー「よこてfun通信」を発行、講読者を応援人口として位置づけています。対象者数は平成30年度末で約8,700人に達しています。
4半期ごとの発行に合わせて応援市民へ情報伝達が可能なインフラを整備できている状況にあり、この強みを活かして、応援市民に実際に横手市への応援を意識していただくことを次のステップとします。既存の情報インフラを活用して応援サイクルの構築を図り、本事業を通じて応援市民の自主的な活動が活発化することを目標としています。
「よこてfun通信」を活用しながら、応援市民を対象に、以下の事業を実施しています。
小人数でのゼミ形式の企画検討会を開催し、具体的な応援事業の提案検討、その精査と実現の形を考え、実際の応援事業の実施を企画。
応援市民が実際に横手の課題解決のため応援・手助けをします。
平成30年度の応援研究ゼミで企画立案された「いぶりがっこ農家応援事業」では、高齢化、人手不足に悩む農家に対して農作業のお手伝いをし、横手市の宝である「いぶりがっこ」を守っていくための応援を実践しました。
横手市への応援を考える入口と位置づけ、地域の現状の共有・意識の醸成を図るべく、出身者、経験者、ふるさと納税者等幅広く参加者を募り、100人規模の大人数で開催。参加者アンケートや応援事業の提案、応援市民の交流、移住定住・Uターン・ふるさと納税相談を行います。秋田県特有の文化「なべっこ遠足」形式で実施します。
事業の計画から運営まで主体的に実施し、事業全体の責任を負います。
経営企画課・地域づくり支援課・商工労働課・横手の魅力営業課・農業振興課などが連携
応援市民との協働にあたって、核となる組織であり、イベント企画上の相談、参加の声掛けや協力、ゼミへの参加などで連携・協力。
横手応援市民学校「なべっこ遠足in東京」への参加、応援モデル事業への参加を呼び掛ける対象。
横手の課題応援事業の受け入れ等に関する相談・協議。
横手応援市民学校の事業を通じて、横手市の様々な魅力とともに、横手市が抱える課題についても情報発信しています。応援人口として是非横手市の未来について一緒に考えてみませんか。今こそ、全国の「横手愛」を結集しましょう!
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