総務省の行政相談は、国の行政全般について苦情や意見・要望を受け付け、担当行政機関とは異なる立場から関係行政機関に必要なあっせんを行い、その解決や実現の促進を図るとともに、それを通じて行政の制度及び運営の改善を図るものです。

・総務省の行政相談は、都道府県庁所在地などに設置されている総務省行政相談センター、総務大臣が委嘱している行政相談委員、総合行政相談所（広島県内は、そごう広島店9階に設置）などを窓口として相談を受け付けています。総務省行政相談センターへの相談は、電話、対面、FAX、メール、オンラインで相談できます。・行政相談委員の開設する相談所は市町の広報誌などでご確認ください。

総務省の行政相談の特色は、次のとおりです。
・苦情などをお聴きする範囲が国の行政全般に及んでいることから、担当の行政機関が不明でどこに相談してよいか分からない問題や、複数の行政機関にまたがるため、連絡や調整が必要な問題についても、有効に対処できます。・苦情などがどの地域の問題であっても、また、相談者がどの窓口に相談されても、総務省行政相談センター、行政相談委員など、総務省が全国に整備したネットワークを活用して、一体となった受付・処理を行うことができます。

総務省の行政相談は、特定の様式や添付書類等の提出などの手続は不要です。また、相談は無料で秘密厳守ですので、お気軽にご相談ください。

全国の市(区)町村には、総務大臣から委嘱された全国で約5000人の行政相談委員がいます。行政相談委員は行政相談の解決のための助言や関係機関に対する通知などの仕事を無報酬で行っています。