歩道橋の路面がひび割れている。
小学校の通学路にもなっている歩道橋だからこのままでは危ないね。
でも、どこに相談したらいいんだろう？
そんなときは「行政相談」を
活用しよう！
「行政相談」ってなに？
国や都道府県、市区町村が行う仕事やサービスについて、意見や「こうしてほしい」と思うことを相談して、解決の手助けをしてもらえる仕組みのことだよ。相談は無料、相談の秘密は守られるよ。
こんなことを相談できるよ
交通安全や道路について
生活に必要なサービスについて
税金について
通信について
こんなときに相談できるよ
生活の中で困っていることがあるとき
法律や制度について分からないとき
意見や要望があるとき
どこに相談したらいいか分からないとき
行政相談を受けて、路面の補修が行われたよ。路面にはすべりにくい素材が使われるようになって、安全に歩ける歩道橋になったよ。
他にも、行政相談をしたことで困ったことを解決した事例があるよ。行政相談委員が出前教室でみんなの相談を聞いてくれたことがきっかけで、解決した事例もあるよ。
実際に相談があった例1 :
虫が大発生したバス停
国道にあるバス停近くの木に虫が大発生。バス待ちの人たちが、虫に刺されるなどの被害を受けている。我慢するしかないの？
行政相談委員がバス停を確認し、木が生えた土地を管理しているところへ連絡したよ。自然に生えてきた木と分かったため、木は安全のために取り除かれたよ。
実際に相談があった例2 :
小学校の低いさく
小学校正門の両側のさくが、子どもでも飛びこえられるくらい低い。しん入者がこわいから、さくを高くしてもらえないかな？
「開かれた学校」ということで低いさくになったことが分かったよ。さくの内側でひまわりを育てる活動を経て、新たに高いフェンスが設置されたよ。
実際に相談があった例3 :
おしにくいおしボタン
交差点の交通弱者用のおしボタンが、植えこみの中に設置されている。おしたくてもおしにくいけど、直してもらえるかな？
行政相談委員が警察にお願いしたら、おしボタンを支えるアームの長さが2倍になって、ボタンはだれでもおしやすい位置に変わったよ。