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個別審査の点検の項目(平成15、16年度)

平成16年度までの個別審査では、次の点検項目に基づいて、各府省が実施した政策評価の個別審査を行っています。

実績評価方式を用いた政策評価についての点検項目

(目標の設定状況)
・目標に関し達成すべき水準が数値化されているなど具体的に特定されているかどうか。
・目標の達成度合いを検証する際の基準とする時期(基準年次)及び目標を達成しようとする時期、
  (達成年次)が設定されているかどうか。
(目標の達成度合いの判定方法)
・目標の達成度合いについての判定基準を定量的に示すなど具体的で明確になっているかどうか。
・目標の達成度合いが数値等で表されていないものについて、達成度合いについての判定の結果、
  を「目標が達成できた」、「目標達成にもう一歩であった」などパターン化した表現等により分かりや、
  すく整理しているかどうか。
(個々の事務事業等についての評価・検証の状況)
      −個々の事務事業等についての評価・検証が行われている場合−
・個々の事務事業等の有効性、効率性等について評価・検証が行われている場合に、それがどの、
  ような質の評価情報であり、どのような評価結果に結び付いているのか。
・個々の事務事業等に係る予算要求や機構定員要求への具体的な反映方針が示されている場合、
  には、評価結果としてどのような情報が提供されており、それがどのような質の評価情報であるの、
  かを点検している。

 点検項目の考え方

事業評価方式を用いた政策評価についての点検項目

○事前評価
   (政策効果の把握及び得ようとする効果の達成見込みについて)
・政策の実施により得ようとする効果はどの程度のものかなど、具体的に特定されているか。
・政策の実施により得ようとする効果について、実際にどの程度得られると見込まれるかなど、
  得ようとする効果の達成見込みの確からしさがどのように検証されているか。
・費用に見合った政策効果が得られるかどうかについて、どのような説明がされているか。また、
  定量的な分析は試みられているか。
   (事前評価の結果の妥当性の検証について)
・事後的な検証を行うなど、事前評価の結果の妥当性をどのように検証しようとしているのか。
・また、事後的な検証を予定している場合には、政策効果の把握の方法が、得ようとする効果が
  実際に得られたかどうかを事後的に把握することが可能な程度に特定されているか。

 点検項目の考え方

○事後評価
   (政策効果の把握について)
・政策の実施により得ようとする効果はどの程度のものかなど、具体的に特定されているか。
・政策の実施により実際にどの程度の効果が得られているのかが、具体的に把握されているか。
  また、把握された効果が、得ようとする効果の全体を表すものとなっているか。
・費用に見合った政策効果が得られたかどうかについて、どのような説明がされているか。また、
  定量的な分析は試みられているか。
   (把握された効果と評価結果との関連性について)
・中間段階の評価においては、発現した政策効果の把握の状況を踏まえつつ、当該政策の継続、
  中止等の反映方針との関係において合理的な説明が行われているか。

 点検項目の考え方