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![]() | 【地域情報化】 |
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第3編 東北における地域情報化への取り組みと事例 第3章 東北における研究開発 第2節 「TMA地上デジタル放送実験部会」の概要 ![]() |
政府の総合経済対策における郵政省(当時)の主要施策である「地上放送デジタル化推進のための研究開発施設整備」において、全国10ヶ所のうちの1ヶ所として仙台地区に設置しています。 本施策は、全国規模で地上放送のデジタル化を推進するために通信・放送機構(TAO)が大規模研究開発用共同利用施設を整備し、地域の研究開発拠点として放送事業者、地元企業、地方自治体等に広く開放するものです。仙台地区においては、基幹送信所を宮城テレビ放送の送信所に、また、中継局を涌谷町、本吉町及び白石市に設置するとともに、仙台市泉区の21世紀プラザ研究センター内に実験センターを設置しており、各種地形にあった最適で経済的な中継網構築のための技術の開発、地域密着型双方向放送、携帯・移動体向けマルチメディア放送などの実現のための新技術の開発等を平成11年度から平成15年度まで行うこととしています。 各種実験・開発の企画、実施を円滑に推進するため、「東北マルチメディア・アプリケーション技術開発推進協議会(略称TMA、村松 巖会長)」の下部組織として、「TMA地上デジタル放送実験部会(部会長:澤谷 邦男 東北大学大学院工学研究科電気・通信工学専攻教授)」を設置(63企業・団体が参加)し実施しています。 |