世界の5G対応スマートフォンの出荷台数は、2021年は5憶8,452万台であり、スマートフォン全体(12億7,634万台)の46%を占めている。2028年以降は5G対応スマートフォンが100%となり、2030年には15億5,000万台まで拡大すると予測されている(図表4-5-2-3)。
国内の5G対応スマートフォンの出荷台数は、2021年で1,753万台(前年比67.7%増)となった。2024年以降は5G対応スマートフォンが100%となり、2027年度には3,218万台まで拡大すると予測されている(図表4-5-2-4)。
世界の4K・8K対応テレビの出荷額は、2021年見込みでは4K以上8K未満が13兆9,000億円と大きく、2030年には19兆円まで拡大すると予測されている。4K未満は、2021年見込みで3兆1,700億円だが、2030年には7,700億円まで縮小する見通しである。一方、8K以上は、2021年見込みは1,400億円と小さいが、2030年には5兆2,000億円までの拡大が予測されている(図表4-5-2-5)。
国内の4K対応テレビ(50型以上)の2021年の出荷台数は306万台(前年比0.3%増)、新4K8K衛星放送対応テレビの2021年の出荷台数は314万台(前年比5.9%増)であり、双方とも2021年は増加が減速した(図表4-5-2-6)。
世界のVRヘッドセットの出荷台数は、2020年以降増加が続き、2022年には1,253万台(前年比0.3%増)となっており、2026年には、2019年から4.2倍増の2,598万台まで増加すると予測されている(図表4-5-2-7)。
日本におけるXR(「VR(Virtual Reality 仮想現実)」、「AR(Augmented Reality 拡張現実)」、「MR(Mixed Reality 複合現実)」)及び360°動画対応のHMDの出荷台数は、2021年に72万台だったものが2027年には386万台まで増加すると予測されている(図表4-5-2-8)。