我が国は、先の大戦において空襲などにより極めて大きな被害を受けました。今日、戦後69年余が経過し、戦災を直接体験した方々の高齢化が進展しているほか、戦災に関する資料の散逸も急速に進んでおり、戦災に関する記憶の風化が懸念されています。
先の大戦における戦災の事実を知っていただくことは、戦災で亡くなられた多くの人々の追悼と我が国の恒久的平和につながるものでありますので、総務省においては、関係戦災都市や関係のご遺族の皆様の多大なご協力を得て、全国各地の空襲等に関する情報を収集し、本サイトを開設いたしました。
総務省においては、今後は、追悼式・追悼施設の情報の収集を継続し、本サイトの充実を図っていくこととしています。
本サイトに掲載する情報は、先の大戦において、空襲などによって被害を受けた都市(以下の資料において1名以上の死亡者が記録されている都市をいいます。)及び犠牲となられた方のご遺族からのご協力を得て、各都市から提供された情報を掲載しています。
本サイトの対象とする戦災とは、先の大戦下の本邦における空襲等による被害(一般戦災)を指します。
なお、原子爆弾による特殊な被害は、原則として対象としていませんが、死没者数の区分けが困難な場合などは、掲載している箇所もあります。