ふるさと納税の活用事例

北海道 様似町 赤潮被害支援〜豊かな様似の海を取り戻そう〜

 令和3年9月、北海道太平洋沿岸で発生した「赤潮」により、根室管内から日高管内にかけて、サケやウニが大量死する被害が出たほか、ツブ貝やサクラマスなどの魚介類にも被害が及ぶなど、甚大な被害が発生しました。

 その被害は今も影響しており、様似の海が再び豊かさを取り戻すためには、漁場の清掃、種苗の育成など、数年もの長い年月がかかると言われています。

 この間、漁業ができなくなる漁業者の皆さんが再び漁を営むことができるよう、北海道による赤潮被害支援のふるさと納税の代理受付が行われ、令和4年4月からは単独での寄附募集を行っています。

  • 様似漁港の様子
  • 赤潮により色が濁る海水

注力した点や工夫した点

 今回の被害支援は、北海道を主体とした代理受付(被害を受けた自治体に代わる寄附金の受付)が行われ、募集に係る業務負担が大幅に軽減されたとともに、いち早く皆様からの温かいご支援をいただくことができました。

取組の効果

 いただいたご寄附は、被害調査や漁場環境の回復、漁業者に対する経営継続への支援などの費用として活用させていただいております。

 豊かな様似の海を取り戻すため、赤潮発生前の漁業生産に回復させるとともに、漁業者が安定的に経営を維持していくことができるよう、引き続き、寄附の募集と被害に対する支援に取り組んでまいります。

  • ウニの種苗放流の様子
  • 被害調査の様子

住民の声

 たくさんの方に応援していただき本当に嬉しいです。

寄附者の声

 今回の甚大な被害を乗り越え、今後、様似町の美味しい海産物を待っています。

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