ふるさと納税の活用事例

島根県 邑南町 廃線駅に命を吹き込め トロッコを走らせる口羽駅再生プロジェクト

 旧三江線の口羽駅は、邑南町がJRから譲渡を受けて鉄道公園として整備しているが、構内にある信号システムは閉鎖されている。これを復旧して、既存事業のトロッコ運行事業の安全運行に生かしながら信号操作の体験など、新しい観光コンテンツを創出。他にトロッコの車庫建設、交換する枕木の購入資金の調達を目指します。

  • ふるさと納税の寄附で製作したトロッコ
  • 口羽駅構内に設置された信号

注力した点や工夫した点

 トロッコのかつての乗客や江の川鐵道の会員らに呼びかけるなど身近な関わりを持つ人々のほか、鉄道ファンに訴求するようにSNS等で発信しました。返礼品はトロッコの運転体験など通常では体験できないメニューをそろえました。

取組の効果

 支援は全国から集まり、119人から寄附をいただきました。江の川鐵道の会員約100人は7割程度が町外の人々で、身近な人々に支援してもらうことができました。その上で、全国の鉄道ファンに訴求し、新たな会員も獲得。寄附者がトロッコに訪れるケースも少なくありませんでした。

  • 口羽駅でトロッコと写真を撮る来場者
  • 天空の駅・宇都井駅の点検中のスタッフ

住民の声

 廃線の跡を使って、過疎化が進む地域を盛り上げようという取り組みを応援しています。

寄附者の声

 廃線から立ち上がる江の川鐵道の挑戦をいつも遠くから応援しています。頑張れ江の川鐵道!

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