ふるさと納税の活用事例

島根県 津和野町 魅力ある津和野高校で、将来を担う人材を育てたい

 津和野高校では、自分たちの「やりたい」や「なりたい」を主体的に考え、探求する取り組みに力を注いでいます。この取り組みは教員だけでは実践が難しいため、町が県立津和野高校に「津和野高校魅力化コーディネーター」を配置して地域の大人と高校生をつなぐ役割を担い、生徒の自己理解や自己探求の機会を提供しています。さらに、学習支援を目的として無償で通える町営英語塾HAN-KOHを開設し、英語教育と進路実現を柱に子ども達の学習環境も整備しています。この取り組みを永続的なものにするため、資金面の強化を目的としてふるさと納税制度を活用しています。寄附者に対しては、お礼状の送付の他、活用実績レポートでお知らせしております。

  • 公営塾の授業風景
  • ワークショップ

注力した点や工夫した点

 ふるさと納税ポータルサイトで広く寄附を募った他、津和野高校同窓会に出席するなど、卒業生に対して告知を行いました。

取組の効果

 ふるさと納税により津和野高校魅力化プロジェクトを継続して実施出来ております。津和野高校生を対象とした無償の公営塾「HAN-KOH」は対象を津和野町内の中学生にまで広げ、学習機会の増加に繋がっています。また、生徒に主体性のある学びを実現するため、地域の方と課題解決型の学習に取り組んでいます。この町だからできる地域の人や資源を活用する地域総ぐるみの学習を行い、教科書だけでは学ぶことのできない学習を進めていきました。この取り組みにより、町の住民が生徒と一緒に課題に向き合い、お互いが刺激し合うことで学びに広がりが生まれています。

  • 地域住民との学びの場「トークフォークダンス」
  • 教育フォーラム

住民の声

 津和野高校生との学びの場では普段では感じない事を気づかせてくれる貴重な場になっています。

寄附者の声

 津和野高校の取り組み素晴らしいと思います。これからも応援しています。

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