総務省トップ > ホーム > 報道資料一覧 > 受信障害対策中継放送を行う放送局に免許
受信障害対策中継放送を行う放送局に免許 − 秋田県内2番目のギャップフィラー開局による地デジ難視聴の解消 −
平成22年5月26日
 東北総合通信局(局長:井澤 一朗)は、沖田面テレビ共同受信施設組合(秋田県上小阿仁村)から申請のあった受信障害対策中継放送を行う放送局1局について、本日付けで免許しました。
 地上デジタル放送のギャップフィラーの免許は、秋田県内では2番目であり、東北管内では4例目となります。
 この放送局は、地上デジタル放送の難視聴解消を目的に整備されるもので、無線共聴方式である「ギャップフィラー」を開局することで、地上デジタル放送の視聴が可能となります。
 免許の概要及び放送エリアは別紙のとおりであり、平成22年7月上旬の運用開始を予定しています。
 同組合で使用する無線設備は、適合表示無線設備(工事設計認証)であることから、簡易な免許手続によって予備免許及び落成検査を省略し無線局免許を付与したものです。
 本事業は、「平成21年度電波遮へい対策事業費等補助金(共聴施設整備事業)」の交付決定を受けて施設整備を行うものです。
《参考》
「受信障害対策中継放送を行う放送局」とは
 地理的条件等により放送の受信障害が発生している地域において、放送事業者以外の者が、当該受信の障害を解消する目的で開設される放送局で、平成2年の電波法改正で導入されました。
「ギャップフィラー(“Gap Filler”)」とは
 「隙間を埋める」という意味であり、地上デジタル放送のカバーエリアの隙間となり、受信障害が発生している狭いエリア(およそ1〜2km四方)をカバーするために追加的に置局する極微小電力(50ミリワット以下)の中継局。
連絡先
放送部放送課
TEL 022-221-0696
総務省Copyright © 2010 Ministry of Internal Affairs and Communications All Rights Reserved.