画像:住民参画システム利用の手引き 〜地域SNS、公的認証対応アンケートシステム〜
トップページ電子アンケートシステム>1-3 システム導入方法のケース
目次
座長あいさつ
総論
導入検討編
実践編 地域SNS
実践編 電子アンケートシステム

1. 導入の手順
1-1 導入手順及びスケジュール
1-2 公的個人認証サービスの利用手続き(運用側)
1-3 システム導入方法のケース
1-4 導入ケース別の必要経費
1-5 ソフトウエアの入手方法
1-6 個人情報保護に関する手続き

2. 必要な体制
3. 電子アンケートシステムの活用

 
資料編
1-3 システム導入方法のケース

システムの導入には、どのような方法がありますか?

キーワード
・既存のネットワーク環境やサーバを活用する場合
・新たにサーバを導入する場合
・データセンターを活用する場合
・複数の団体で共同利用する場合

関連項目
【実践編 電子アンケート】 1-4 導入ケース別の必要経費
【実践編 地域SNS】 1-2 システム導入方法のケース

・ システムの導入方法は、サーバの設置場所など様々な方法があり、経費等も大きく異なります。導入方法別のメリット、デメリットは下表の通りですが、導入する団体の実情や、セキュリティポリシー、個人情報保護条例など、導入に当っての要件等を勘案して、導入方法を決める必要があります。

・ また、複数の団体で共同利用することも考えられます。この場合は、共同利用に対応するためのソフトウエアの改修や、セキュリティ確保を含めた運用ルールの策定、費用負担方法の検討などが必要となります。

主な導入方法と特徴
項目
主な方法
メリット
デメリット
サーバ
設置場所
既存のインターネット接続環境を利用
安価に導入できる
回線速度、ネットワーク機器など既存の仕様の制約を受ける         
データセンターを利用(ホスティング)
セキュリティ等の信頼性が高い
運用コストが高い、借りるサーバの制約を受ける
データセンターを利用(ハウジング)
セキュリティ等の信頼性が高い
運用コストが高い、サーバ購入経費が必要
サーバ
既存のサーバを利用
安価に導入できる
既存のサーバの性能や併用するソフトウエアなどの制約を受ける       
新たにサーバを購入
目的に応じた仕様のサーバを使用できる
サーバ購入、維持経費がかかる
導入
・運用
職員が自分で行う
安価に導入、運用できる
十分な知識が必要、運用負荷がかかる
業者に委託
十分な知識が得られる、職員の運用負荷が軽減できる
導入、運用にコストがかかる

総務省 | 財団法人地方自治情報センター