地域ビジネス 住民ディレクター発!NHK大河ドラマ追走番組プロジェクト

関連キーワード
  • 地域ビジネス活性化モデル

  • 人口5万人以下

  • 過疎,山村

  • 九州

事業概要
とうほうTVは、開局以来約4年間にわたり、村民が自ら制作したさまざまな番組をICTを活用し村のケーブルテレビやインターネットで配信。全国のネットワーク(一社)八百万人と共に住民ディレクター活動を推進している。本年、大河ドラマという全国誰もが参加できる題材をベースに追走番組を1月から1年間(全50回)にわたり配信。ICTを活用した多元中継や広報活動を展開。毎週の大河ドラマを追いかけながら、1年かけて、地域の歴史を見直し、人と人、地域と地域をつなぐ番組をつくり続けていく様子は、村民・周辺地域はじめ全国各地の人々の共感を呼び、住民自身が描く立体的な「地域活性化の大河ドラマ」となった。
事業実施自治体に
関する情報
福岡県東峰村

人口(平成27年国勢調査):2,174人
事業実施団体
東峰テレビ・(一社)八百万人
効果
(1)地域課題解決の場づくりと自分たちの手で地域をつくる力(住民自治能力)
各地域から発信される番組は当該地域以外の当事者意識を呼び起こせない(議論の場となりにくい)という課題に対し、「大河(官兵衛)」という誰にもわかるキーワードが入口になったことで、多彩な人々が参画し、距離や立場を超えた深い関係性が構築された。結果、参加者からの自発的な提案や自らが考えて動く状況が次々生まれ、議論を通じて課題解決の方向を考える住民自治能力の素地が育まれた。
(2)各地が連携した情報発信力の強化
これまで番組配信を行う技術のノウハウは蓄積してきたが、広く一般の人々にむけての発信力が弱かった。今回の取組みでは、広報チームを編成し、全国各地のマスコミへの発信を含め連携して総合的な広報戦略を推進。成果として、視聴数は毎回推定約3万3,000人、SNS等からの継続的発信で、一般の方たちが我々の活動や地域に興味と共感を持つようになった。
導入費・運用費
導入費(単位:千円)
ケーブルテレビとインターネットの同時配信は長年かけて東峰テレビで構築したオリジナルシステムで、これを東峰テレビが提供するという形で事業をすすめた。一般テレビ局で行う中継システムと同様な簡易中継システム(東峰テレビオリジナル)は開局以来の4年間で約300万円かけてシステム化した。
運用費(単位:千円)
スタジオ維持費、機材費、配信費用など合わせて年間で約120万円。
番組制作費としては見積もり時点では約1,000万円。東峰村からの一部委託費 300万円。
差額分については実質の企画・制作・運営会社株プリズムが負担(一部制作費収入あり)。
村民スタッフや外部応援スタッフのボランティア活動の支えも大きい。
詳しくはこちらへ 住民ディレクター発! NHK大河ドラマ追走番組プロジェクト(東峰テレビ(福岡県東峰村、一般社団法人八百万人(東京都杉並区)))
総務省担当部署 総務省 情報流通行政局 情報流通振興課
問い合わせ先
東峰テレビ局
電話:0946-23-9107
E-mail:-
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大河ドラマ追走番組による住民ディレクター地域活性化モデル