「行政苦情救済推進会議」
総務省の行政相談は、国の行政に関する苦情その他相談や意見・要望を受け付け、公正・中立な立場から、必要なあっせんを行い、その解決や実現の促進を図っていますが、その処理に当たって、民間有識者の意見を聴取して解決した方が良いと考えられる事案については、「関東管区行政評価局行政苦情救済推進会議」に付議して、そこでの意見を踏まえて苦情の解決を図っています。
行政苦情救済推進会議の開催状況
◎ 第86回 行政苦情救済推進会議(平成24年9月12日開催)
【日時】 平成24年9月12日(水)
【場所】 局長室
【出席者】
利根座長 青木委員 有田委員 池澤委員 柿沼委員 関口委員 藤原委員 宮下委員 事務局
【議事次第】
1 開会
2 局長あいさつ
3 座長あいさつ
4 議題等
(1) 前回付議事案の処理状況の説明・意見交換
(2) 最近の事案等の紹介及び意見交換
(3) 報告事項
(4) その他
5 閉会
最近の事案等の検討結果(PDF)
◎ 第85回 行政苦情救済推進会議(平成24年5月9日開催)
【日時】 平成24年5月9日(水)
【場所】 局長室
【出席者】
利根座長 青木委員 有田委員 池澤委員 柿沼委員 関口委員 宮下委員 事務局
【議事次第】
1 開会
2 局長あいさつ
3 議題等
(1) 委員紹介
(2) 職員紹介
(3) 座長選出
(4) 最近の事案等の紹介及び意見交換
(5) 継続事案の説明
4 その他
5 閉会
最近の事案等の検討結果(PDF)
構成員名簿(PDF)
◎ 第84回 行政苦情救済推進会議(平成24年3月7日開催)
【日時】 平成24年3月7日(水)
【場所】 局長室
【出席者】
松尾座長 青木委員 池澤委員 関口委員 田部井委員 利根委員 藤原委員 事務局
【議事次第】
1 開会
2 座長あいさつ
3 議題等
(1) 前回までの事案等の経過説明、処理方針について
(2) 最近の事案等の紹介及び意見交換
(3) その他
5 閉会
最近の事案等の検討結果(PDF)
◎ 第83回 行政苦情救済推進会議(平成23年11月7日開催)
【日時】 平成23年11月7日(月)
【場所】 局長室
【出席者】
松尾座長 青木委員 池澤委員 関口委員 利根委員 藤原委員 事務局
【議事次第】
1 開会
2 座長あいさつ
3 関東管区行政評価局長あいさつ
4 議題等
(1) あっせん済事案に対する回答状況及び前回までの事案等の経過説明、処理方針について
(2) 最近の事案等の紹介及び意見交換
(3) その他
5 閉会
前回からの継続した事案等の検討結果(PDF)
最近の事案等の検討結果(PDF)
◎ 第82回 行政苦情救済推進会議(平成23年7月8日開催)
【日時】 平成23年7月8日(金)
【場所】 局長室
【出席者】
松尾座長 青木委員 池澤委員 関口委員 利根委員 藤原委員 事務局
【議事次第】
1 開会
2 座長あいさつ
3 関東管区行政評価局長あいさつ
4 議題等
(1) あっせん済事案に対する回答状況及び前回までの事案等の経過説明、処理方針について
(2) 最近の事案等の紹介及び意見交換
(3) その他
5 閉会
名簿(PDF)
前回からの継続した事案等の検討結果(PDF)
最近の事案等の検討結果(PDF)
◎ 第81回 行政苦情救済推進会議(平成23年4月8日開催)
【日時】 平成23年4月8日(金)
【場所】 局長室
【出席者】
松尾座長 青木委員 池澤委員 関口委員 利根委員 藤原委員 事務局
【議事次第】
1 開会
2 座長あいさつ
3 関東管区行政評価局長あいさつ
4 議題等
(1) 前回の事案等の経過説明、処理方針について
(2) 最近の事案等の紹介及び意見交換
(3) その他
5 閉会
名簿(PDF)
前回からの継続した事案等の検討結果(PDF)
最近の事案等の検討結果(PDF)
◎ 第80回 行政苦情救済推進会議(平成23年2月3日開催)
【日時】 平成23年2月3日(木)
【場所】 局長室
【出席者】
松尾座長 青木委員 池澤委員 関口委員 利根委員 藤原委員 事務局
【議事次第】
1 開会
2 座長あいさつ
3 関東管区行政評価局長あいさつ
4 議題等
(1) 前回の事案等の経過説明、処理方針について
(2) 最近の事案等の紹介及び意見交換
(3) その他
5 閉会
前回からの継続した事案等の検討結果(PDF)
最近の事案等の検討結果(PDF)
◎ 第79回 行政苦情救済推進会議(平成22年10月7日開催)
【日時】 平成22年10月7日(木)
【場所】 局長室
【出席者】
松尾座長 青木委員 池澤委員 関口委員 利根委員 藤原委員 事務局
【議事次第】
1 開会
2 関東管区行政評価局長あいさつ
3 議題等
(1) 前回の事案等の経過説明、処理方針について
(2) 最近の事案等の紹介及び意見交換
(3) その他
4 閉会
前回からの継続した事案等の検討結果(PDF)
最近の事案等の検討結果(PDF)
◎ 第78回 行政苦情救済推進会議(平成22年6月18日開催)
【日時】 平成22年6月18日(金)
【場所】 局長室
【出席者】
松尾座長 青木委員 関口委員 田部井委員 利根委員 藤原委員 事務局
【議事次第】
1 開会
2 関東管区行政評価局長あいさつ
3 議題等
(1) 前回の事案等の経過説明、処理方針について
(2) 最近の事案等の紹介及び意見交換
(3) その他
4 閉会
前回からの継続した事案等の検討結果(PDF)
最近の事案等の検討結果(PDF)
◎ 第77回 行政苦情救済推進会議(平成22年3月23日開催)
(注)新たに委員の委嘱替えを行い、新メンバーによる第1回会議となった。
【日時】 平成22年3月23日(火)
【場所】 局長室
【出席者】
松尾座長 青木委員 池澤委員 関口委員 利根委員 藤原委員 事務局
【議事次第】
1 開会
2 局長あいさつ
3 議題等
(1) 委嘱状交付
(2) 委員紹介等
(3) 関東管区行政評価局行政苦情救済推進会議等の概要
(4) 最近の事案等の紹介及び意見交換
(5) その他
4 閉会
名簿(PDF)
最近の事案等の検討結果(PDF)
これまでにあっせんした事例
件名:同一の市外局番の地域内での市外局番のダイヤル方法について
(苦情の要旨)
さいたま市と鴻巣市の市外局番は同じ048である。同一市外局番の場合、市外局番を省略してダイヤルすることが通例であるため、048を省略してダイヤルすると、「おかけになった電話番号は現在使われていません。番号を確かめて、もう一度おかけ直しください。」とのアナウンスが繰り返されて相手先につながらない。念のため市外局番048から再度ダイヤルし直してみると、ようやく相手先につながり、通話することができた。
同一の市外番号048の地域内においても、048を頭につけてダイヤルしなければ通話できないのか、048を省略しても通話できるのか、電話利用者が迷わないようにしてほしい。 |
(苦情が寄せられた背景事情)
平成13年7月20日、草加市、越谷市及び八潮市など6市町の市外局番3ケタ化により、埼玉県内においては、90市町村のうち、さいたま市、川口市、熊谷市及び草加市など38市町村(4単位料金区域)の市外局番が同一の「048」となりました。
市外局番が同一の「048」であっても、単位料金区域が異なる市町村へ市外局番を省略してダイヤルすると、上記の苦情の要旨のような誤ダイヤルですという案内が流れます。
電話利用者は、この案内では、市外局番からダイヤルする必要があることは分からずにその電話番号が廃止になったものと勘違いしてしまいます。 |
(関東管区行政評価局行政苦情救済推進会議での検討結果及びあっせん内容)
「おかけになった電話番号は、現在使われていません。」のアナウンスだけでは、誤解されやすいことから、「市外局番を頭に付けてダイヤルしてください。」とするなど、アナウンス内容の見直しや電話利用者に対する案内を充実することを検討する必要があるとの意見が出されました。
この意見を参考にして、NTTに改善を求めたところ、市外局番048の地域では、同一市外局番であっても048からダイヤルしないと、つながらない地域があることを116や電話帳で案内するなど案内方法が改善されました。 |
件名:市町村合併で分かりづらくなった道路案内標識の改善について
(苦情の要旨)
平成13年の浦和市、大宮市、与野市の3市合併に伴い、道路案内標識の「浦和」、「大宮」が「さいたま」に改められた。しかし、さいたま市域は、3市合併により非常に広大となり、地理不案内の者にとっては旧市街地のどこに向かっているのか分かりにくくなっているので、分かりやすい道路案内標識にしてほしい。 |
(苦情が寄せられた背景事情)
浦和、大宮及び与野3市の合併(平成13年5月)に伴い、「浦和」、「大宮」、「与野」の表示が「さいたま」へと広域にわたる地名を改められたため、旧市地域のどこに向かっているのか分かりにくくなった。 |
(関東管区行政評価局行政苦情救済推進会議での検討結果及びあっせん内容)
3市合併に伴う地名表示については、地域住民や道路管理者の意見を十分配慮し、政令指定都市への移行のタイミングを捉えて、「さいたま」のほか、より分かりやすい目標地も表示する必要があるとの意見が出されました。
この意見を踏まえて、道路管理者に改善を求めたところ、「さいたま」と表示していた道路案内表示の一部は、行先の方面を分かりやすくするため、「旧浦和」、「旧大宮」、「旧与野」の文字を追加して表示することになりました。
また、さいたま市が政令指定都市に移行して区制がしかれた際には、道路利用者の意見や行政区名に対する認識度を踏まえながら、道路を管理する国・県・市の三者が連絡調整を図り、道路利用者により分かりやすい案内標識を整備することになりました。 |
件名: |
公団団地内でのたばこ販売許可における団地内店舗会の承諾の見直しについて |
(苦情の要旨)
私は、公団A団地内で酒屋を営んでいるが、たばこ小売販売業の許可申請のため関東財務局に行ったところ、店舗の賃貸人(家主)である公団の同意を取るよう指示された。そこで公団に同意を求めたところ、同意の条件として、団地の店舗会の承諾を得るように言われたが、既に団地内にたばこ販売所が3か所に設置されていること等もあり、店舗会は、私の店舗でたばこを販売することを承諾してくれない。このため、公団から同意書を発行してもらえず、結局、財務局から予定営業所の権利がないとして不許可とされた。店舗会の承諾がなくても公団の判断で団地内でのたばこ販売に同意してほしい。 |
(苦情が寄せられた背景事情)
たばこ小売販売業については、零細な小売人の多い小売業界の激変緩和等の観点から種々の規制が課せられていますが、社会、経済情勢の変化等を踏まえ、逐次その規制が緩和されてきたところであるのに対して、公団は、団地内事業者間の無用の紛争の防止や賃貸住宅団地の利便性の確保等を図るためとして、たばこ小売事業許可申請者に対し、団地内店舗会からの承諾書を取るよう求めていたものです。 |
(関東管区行政評価局行政苦情救済推進会議での検討結果及びあっせん内容)
公団の措置は、新たにたばこを販売しようとする者に対する事実上の参入規制になっており、これは、規制緩和の趣旨からみても問題があるので、承諾書の廃止を含めて見直す必要があるとの意見が出されました。
この意見を参考にして、公団東京支社に改善を求めたところ、今後は公団の判断によりたばこ販売の同意の可否を決定していくこととし、たばこ販売許可申請者に対する店舗会からの承諾は廃止されることとなりました。また、たばこ以外の業種についても、新規出店及び事業追加・変更に際し店舗会からの承諾を求めないこととされました。 |
件名:国立病院における外来患者の予約方法の改善について
(苦情の要旨)
私は、国立病院に通院しているが、予約した時間帯が過ぎても受診できないことが多い。せっかく、予約制を設けているのだから、予約時間帯に受診できるように予約方法を改善し、待ち時間を短縮してほしい。また、開業医の紹介で国立病院に行く場合は、予め、受診時間を予約できるようにしてほしい。 |
(苦情が寄せられた背景事情)
当局が関東信越厚生局管内の7病院(申出の国立病院を含む。)を抽出し、外来患者の待ち時間の状況等を調査したところ、1)再診の予約患者については、外来診療科の診療能力を超えた患者の受入れが行われているため、待ち時間が1時間以上となっているもの、2)地域の開業医等からの紹介患者については、予約制が設けられていないため、待ち時間が2時間となっているなどの状況がみられました。 |
(関東管区行政評価局行政苦情救済推進会議での検討結果及びあっせん内容)
国立病院には各々個別事情があるので一律に論ずるのは適当ではないが、外来患者、特に予約患者の待ち時間が長くなっているものについては、先進的病院での取組例も参考とし、個々の病院の実状に合わせて創意工夫することにより、待ち時間の短縮に努めるべきとのとの意見が出されました。
この意見を参考にして、関東信越厚生局に対し、管内の国立病院及び国立療養所に待ち時間の改善について指導するよう求めたところ、外来の待ち時間の状況を把握した上で、外来患者に対する予約制の見直し、紹介患者に対する予約制の導入について早急に検討するとともに、患者のニーズに積極的に対応するよう指導が行われました。 |
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