【作業の目標】
- 選挙人名簿管理に関する業務範囲・業務目標の設定と、現行業務がどのように行われているのか共通の記述様式を使って整理します。
【当日の流れ】
9:00〜9:05 業務分析の目的と本日の作業の確認(5分)
9:05〜9:20 業務説明表の記入(「業務の目的・概要」欄のみ)(15分)
9:20〜11:00 機能分析表(DMM:以下「DMM」という)の作成(100分)
【作業内容】
- 業務分析の目的と本日の実施内容については、事前に配布された資料を確認済であったことから、簡単に概略を説明した後、すぐに成果物の作業に取りかかりました。
- 事前にDMMを作成していたことから、これを基に進めることとしました。
- ただし、用意していたDMMは、機能の順序と切り分け方がやや不明確であったため、まずは選挙人名簿がどういった順序で作られていき、どう活用されるのかといった一連の流れを想定してもらうことから開始しました。
- 選挙人名簿管理は、投票方法の種類が多く、また名簿管理対象者が多岐にわたる業務であることから、機能の切り分け方について戸惑う場面もありましたが、一旦、名簿管理の主要な流れを機能分割させ、その後で他の流れを統合していく、といった方法で、すべての種類を網羅したDMMを作成しました。
- そのため、DMMの階層2まで完成させるのにかなりの時間を要したため、機能情報関連図(DFD:以下「DFD」という)の作成に入ることは出来ませんでしたが、DMM上である程度、情報の流れと連携する外部機関を確認しました。
- 最後にDMM全体を見て、事前に作成頂いたDMMと照らし合わせながら、機能に不足がないか確認しました。
【出てきた意見】
- DMMを作成している際に、投票における投函・集計、選挙時の広報といった業務は、選挙人名簿管理に含むかどうか議論になりました。その際、業務説明表に記載した目的に立ち返ると、投票率を上げることが目的ではなく、投票者の資格の有無と本人確認が目的であるといった意見から、ここでは範囲外として扱うことに落ち着きました。