高市総務大臣のメッセージ

いよいよ本年5月、我が国が議長国を務める「G7伊勢志摩サミット」が開催されます。
それに先立ち、総務大臣としても、関係閣僚会合「G7香川・高松情報通信大臣会合」を4月29日及び30日に開催することといたしました。G7により情報通信大臣会合が開催されるのは、1995年以来、実に約20年ぶりのことです。
この間、インターネットやスマートフォンといった情報通信技術(ICT)の発展により、私たちの生活は大きく変化しました。IoTなど、あらゆる人やモノがいつでもどこでもインターネットを通じて自由につながり、イノベーションが創出される社会が実現しようとしています。
もはやICTは私たちの生活に欠かすことはできません。発展を続けるICTの恩恵を、G7各国のみならず、世界全体が享受し、経済成長や雇用の創出につなげていくためには何をするべきか、G7各国の情報通信担当大臣と議論いたします。
また、ICT分野における産官学のリーダーを国内外からお招きし、ICTによるイノベーションと経済成長などを集中的に議論する機会を設けるとともに、我が国が世界に誇る最先端のICT技術の展示を行うことで大臣会合を一層盛り上げて参ります。
開催地である香川・高松は、「世界の宝石」とも称される瀬戸内海と緑豊かな自然に囲まれ、温暖な気候の下、古くから海上交通の要衝として栄え、魅力ある文化、芸術や特色ある産業が育まれてきました。
おいしい食べ物にも恵まれており、有名な讃岐うどんのほか、瀬戸内海の新鮮な海の幸や果物などがたくさんあり、世界のリーダーをお招きするのに最高の舞台です。
「新たなICT社会に向けた第一歩は高松から始まった」−そう言われるような実りある成果を実現するため、総務省は「G7香川・高松情報通信大臣会合」に全力で取り組んで参ります。皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。