平成20年5月20日
四国総合通信局
「JGN2plusの利活用」に関する講演会を開催
≪超高速ネットワークを使った最先端技術の紹介≫
四国総合通信局(局長: 一郎(たかさき いちろう))では、地域における情報通信技術研究開発を支援するために、国が整備した超高速テストベッドネットワーク(JGN2plus)を利用した産学官連携による技術開発を推進しています。
このたび、これまでのJGNII(ジェイジーエヌツー)を活用した研究開発活動において特にすぐれた成果を上げたものとしてJGN2アワードを受賞された四国管内の研究機関が関わる4つのプログラムを紹介する講演会を次のとおり開催します。
なお、本講演会は平成20年度情報通信月間記念行事の一環として行われるものです。
1 日時
平成20年6月19日(木曜日) 15時15分から17時15分まで
2 場所
e−とぴあ・かがわ BBスクエア
香川県高松市サンポート2番1号
高松シンボルタワー タワー棟 5階
3 講演
○「JGNIIを用いた医療情報広域共有に関する研究開発」
講師:香川大学 教授 原 量宏 氏
○「地域間相互接続実験プロジェクトII(ツー)」
講師:高知工科大学 准教授 菊池 豊 氏
○「高精細動画コンテンツのマルチキャスト配信に関する研究」
講師:愛媛大学 准教授 都築 伸二 氏
○「高専間の大容量教育コンテンツ配信実験」
講師:高知工業高等専門学校 教授 今井 一雅 氏
4 主催
四国総合通信局、JGN2plus四国連絡協議会、四国情報通信懇談会、情報通信月間推進協議会
5 協賛
財団法人電気通信普及財団
6 定員
80名
7 参加費
無料。どなたでもご参加できます。
8 申込方法
参加を希望される方は、電子メール又は電話で所属団体、氏名、参加人数等をお知らせの上、下記連絡先にお申込みいただくか、以下の申込みフォームからお申込みください。(定員になり次第締め切らせていただきます。)
なお、定員を超えるなど参加が困難な場合以外は、こちらからご連絡を差し上げませんのであらかじめご了承ください。
申し込みの受付は終了しました。
(参考)
超高速・高機能研究開発テストベッドネットワーク「JGN2plus」
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が平成16年4月から運用を開始したオープンなテストベッドネットワーク環境「JGNII」の構成や運用方法を見直し、平成20年4月から「JGN2plus」と名称を変えて運用を継続しているものです。
全国規模のIPネットワーク、光波長ネットワーク、光テストベッドの研究開発環境を提供、産・学・官・地域などと連携し、次世代のネットワーク関連技術の一層の高度化や多彩なアプリケーションの開発など、研究開発目的ならば誰でも無料で利用可能であり、基礎的・基盤的な研究開発から実証実験まで推進することを目指しています。
JGN2アワード
平成20年1月17日(木曜日)、東京秋葉原で開催されたJGN AKARIシンポジウム2008において、JGNII四年間の研究開発活動において特にすぐれた成果を上げたプロジェクトをJGN2アワードとしてJGN2アワード委員会が表彰したものです。
四国管内の研究機関が関わった次の4つのプログラムが受賞しています。
● アプリケーション賞
「JGNIIを用いた医療情報広域共有に関する研究開発」
研究機関:香川大学、四国リサーチセンター、株式会社STNet、株式会社ミトラ ほか
● 地域貢献・人材育成賞
「高専間の大容量教育コンテンツ配信実験」
研究機関:高知工業高等専門学校 ほか
「地域間相互接続実験プロジェクトII」
研究機関:高知工科大学、有限会社ナインレイヤーズ ほか
● 産業活動貢献賞
「高精細動画コンテンツのマルチキャスト配信に関する研究」
研究機関:FAシステムエンジニアリング株式会社、愛媛大学、高知工科大学、徳島大学 ほか
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