市場の動向
インターネット・ブロードバンド市場
主な固定ブロードバンド事業者はAIS、NT、True Corpである。伝送技術は、光ファイバが大半を占め、DSLシェアはわずかである。
固定ブロードバンド加入数及び加入率(2020~2024年)
| 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 11,478 | 12,421 | 12,563 | 10,403 | 10,669 | |
| 16.0% | 17.3% | 17.5% | 14.5% | 14.9% |
出所:ITU Data Hub
移動電話市場
True Corp、AIS、NTがサービスを提供している。True Corpは、2023年3月に旧通信事業者DTACと事業統合し、国内最大手の通信事業者となり、AISがこれに続いている。
移動電話加入数及び加入率(2020~2024年)
| 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 116,294 | 120,850 | 126,414 | 120,921 | 115,127 | |
| 162.3% | 168.5% | 176.2% | 168.6% | 160.6% |
出所:ITU Data Hub
固定電話市場
固定電話回線数は年々減少傾向にある。NTが最大の事業者となっている。
固定電話加入数及び加入率(2020~2024年)
| 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 5,003 | 4,634 | 4,368 | 4,097 | 3,903 | |
| 7.0% | 6.5% | 6.1% | 5.7% | 5.4% |
出所:ITU Data Hub
放送市場
地上放送は、2019年末現在、公共サービス部門5系統と商業部門15系統がテレビ放送サービスを提供している。衛星放送・ケーブルテレビのサービスを提供している最大手事業者として、国内のコングロマリットCPグループのメディア部門True Visionsがある。
重要政策動向
生成AIガバナンス枠組みガイドライン
政府は2022年に「タイ国家AI戦略・アクションプラン(2022~2027年)」を公表し、AI利用に関する社会・倫理・法令面の制度整備、持続可能なAI開発の国内インフラ、AI分野の人材能力開発・AI教育の改善、AI技術・イノベーション開発、官民部門におけるAI利用を推進する方針を示した。これに基づき、デジタル経済社会省(MDES)と電子取引開発庁(ETDA)は2024年10月に、「生成AIガバナンス枠組みガイドライン(Generative AI Governance Guideline for Organizations)」を共同で公表し、以下の5事項を骨子に企業・公共機関による取組みの指針を示した。
- 生成AIへの理解:AI利用の原則・将来展望に関する組織関係者の基本理解
- 生成AIの利益と限界:AIの実際のユースケースから得られる利益範囲の見定め
- 生成AIのリスク:生成AIの利用によるリスクの理解と組織管理
- 生成AIの利用:組織運営に合致する生成AIの利用形態
- 生成AIガバナンス:生成AIの利用とリスク管理の均衡確保
基礎データ集
国の基礎データ
- 政体
- 立憲君主制
- 面積
- 51万4,000㎢
- 人口
- 7,167万人
- 首都
- バンコク
- 公用語
- タイ語
経済関連データ
- 通貨単位
- 1タイ・バーツ(THB)=4.62円(2025年9月末)
- 会計年度
- 10月から1年間
- GDP
- 5,265億1,766万USD(2024年)
出所:World Bank, World Development Indicators Database
法律
| 通信 | 周波数割当及び放送・電気通信規制のための組織に関する法律 等 |
|---|---|
| 放送 | 周波数割当及び放送・電気通信規制のための組織に関する法律 等 |
監督機関
| 通信 | デジタル経済社会省、国家放送通信委員会 |
|---|---|
| 放送 | 国家放送通信委員会、首相府広報局 |