作業日誌

作業名 内部管理業務:人事給与 現状分析(業務分析)作業
日時 平成18年2月17日(金)9:30 〜12:00
場所 川口市役所 第二庁舎 第一・第二会議室
参加者 職員:職員課 森岡主任、作田主任、矢吹主任、山田主任
企業:富士通 蛯子、中山、本保
使った資料
概要

【作業の目標】

  • 第3回の業務分析(平成18年1月19日)で作成した業務内容を反映した成果物の確認と情報分析作業を実施し、業務最適化に向けた業務の流れの再構築を行うことを目的としました。

【当日の流れ】

09:30〜09:45 本日の作業内容の説明(15分)
09:45〜10:00 第3回業務分析の成果物の確認(15分)
10:00〜11:15 今までの業務分析の結果の確認及び修正事項の指摘(75分)機能分析表(DMM:以下「DMM」という。)に対する確認機能情報関連図(DFD:以下「DFD」という。)に対する確認
11:15〜11:45 業務分析作業の試行(30分)
11:45〜12:00 本日の作業結果の確認、これまでの業務分析の感想(15分)

【作業内容】

(1)本日の作業内容の説明

  • 本日の作業内容について説明を受けました。

(2)第3回業務分析の成果物の確認

  • 第3回の業務分析にて作成した業務機能論理化図(一筆書き)の結果を清書した内容を確認しました。また、線の色ごとに機能が分類されることを確認しました。

(3)今までの業務分析の結果の確認及び修正事項

  • 前回までの業務分析にて作成した成果物を分類と整理をし、内容について確認を行いました。職員課では職員情報が集積されている都合上、本来の業務以外についても実施しているが、人事給与という分類でみた場合は、給与明細に記載されるかという視点で切り分けが行え、重複、または、類似している処理表現については、分類の性質に合わせた処理表現とするべきです。更に、今回のように人事給与に特化した業務分析と考えた場合は、これ以外の事務処理については一般的な処理の流れではない扱い(DMMなどの表記上から削除)としてよいのではないかと考えます。

(4)業務分析作業の試行

  • 前回までの業務分析結果より作成した取引パターン明細表の記載規則の説明を受け、事務処理が抽象化できることを確認しました。この取引パターン明細表については、表の見方が判りづらく特に処理の開始が不明確であることから開始位置を示す表記を追加する必要があります。業務処理を実施する際に関係している要素はヒト・モノ・カネ・イベントに分類できることを確認するために、イベントエンティティ表を作成する作業を行いました。

(5)本日の作業結果の確認

  • これまでの業務分析の感想本日の作業内容について確認を行いました。また、今回までに実施してきた本事業に関し、以下のような感想がありました。今回の手法を用いての業務分析は、初めての経験です。これまでの作業を限られた時間内で実施することはかなり困難でした。標準的な事務業務を例に一通り実施する研修を実施するなど、理解を深める必要があると感じました。(ただし、DMMは他の職員研修で実施済)特にDFDについては、作成する職員側の担当業務範囲や理解度により大きく差が出る可能性があるため、明確な基準を設定してから実施した方が効率的だと感じました。
成果物
ポイント
【作業を実施するにあたり、難しい点】
  • モノとして表記すべき範囲とイベントの設定が難しいと感じました。
  • ヒト・モノ・カネ・イベントの構成要素を検討する際に抽象化した名称を先決してから項目を記載するようにしないと項目の数が多くなり、列数が膨大になり整理に時間がかかります。
  • 庶務事務では帳票が多数存在しているため、これを表にまとめるのは大変な労力だと感じました。



他の作業日誌

ページの先頭へ