目 次 | 西暦2000年問題 |
郵政事業のコンピュータ西暦2000年問題に関するQ&A
お客様が郵便局を安心してご利用いただけるよう、「西暦2000年問題」に関する「Q&A」を掲載しています。 |
<全 体> |
問 | 郵便局の「西暦2000年問題」は大丈夫なのか? |
答 |
郵政省では、郵便、貯金、簡易保険のシステムとも、お客様サービスや事務処理に支障が出ないように全て対応を終了しておりますので、ご安心下さい。 |
<郵便関係> |
問 | 郵便は、問題なく配達されるのか。 |
答 |
郵便の配達業務については、配達は人手によって行っているので、「コンピュータ西暦2000年問題」による影響はありません。 |
問 | 切手はがき発売機は正常に動くのか。 |
答 |
切手はがき発売機は導入当初より西暦4桁対応で開発されており、「コンピュータ西暦2000年問題」の影響を受けることなく正常に稼働します。 |
問 | 小包・書留郵便物の追跡システムは正常に動くのか。 |
答 |
小包・書留郵便物の追跡システムは、お客様への情報提供に影響が出ないように対応を完了しており、問題ありません。 |
<為替貯金関係> |
問 | 郵便振替機で払込んだ結果が消失することはないのか。 |
答 |
郵便貯金オンラインシステムは、西暦年の「下2桁化」により生じる西暦2000年問題が発生しないよう、西暦年を全て「4桁対応」としており、プログラム及びデータベースを含め、既に対応済みです。 そのため、郵便振替機で払込んだ結果が消失することはありません。 なお、西暦2000年日付での稼働試験等も実施し、問題が無いことを確認しています。 |
問 | 郵便窓口で預金の預入・払い出しに問題は生じないのか。 もし、問題が発生した場合の代替手段はあるのか。 |
答 |
郵便貯金オンラインシステムは、西暦2000年問題に対して、プログラム及びデータベースを含め、既に対応済です。 なお、2000年日付での稼働試験等も実施し、郵便貯金の預入・払い出し等に影響がないことを確認しています。 また、郵便貯金オンラインシステムが、万が一、停電等何らかの影響を受け、オンラインによる払戻処理ができない場合は、郵便局窓口で郵便貯金通帳や郵便貯金証書のご提示を受けて払戻処理を行います。 注)この場合、通常郵便貯金の現在高の確認ができない場合は、20万円までのお支払いを行うこととしています。 |
問 | 郵便局の郵便貯金自動預払機(ATM・CD)は正常に動くのか。 |
答 |
郵便貯金の自動預払機(ATM・CD)については、これまで数回にわたり接続確認を実施し、問題なく正常に稼働することを確認しております。 |
問 | 貯金の記録等(記帳)は必要なのか。 |
答 |
日頃から記帳を行うことにより、振込、自動振替等の取引内容や貯金残高等を記録しておくことは、的確な資産管理という観点からも有意義であると考えられるため、お客様に残高確認・通帳への記帳の呼びかけを行っております。 なお、郵便貯金のデータは、地震等の非常災害に備え、毎日バックアップデータを取得して万一に備えており、利用データが消滅するというような2000年問題が仮に発生したとしても、復元できるデータ管理体制となっています。 |
問 | 郵便貯金の預金額のデータは口座から消失しないのか。 なお、念のため2000年になる前に全額を払い戻しておいたほうがよいのか。 |
答 |
郵便貯金オンラインシステムは、西暦2000年問題に対して、プログラム及びデータベースを含め、既に対応済です。 そのため、郵便貯金の預金額のデータが口座から消失することはありません。 なお、2000年日付での稼働試験等も実施し、問題がないことを確認しています。 また、郵便貯金の払戻しは、郵便貯金オンラインシステムが、万が一、停電等何らかの影響を受け、オンラインによる払戻処理ができない場合は、郵便局窓口で郵便貯金通帳や郵便貯金証書のご提示を受けて払戻処理を行いますのでご安心下さい。 注)この場合、通常郵便貯金の残高の確認ができない場合は、20万円までのお支払いを行うこととしています。 |
問 | 公共料金の支払いを郵便貯金の自動払込みにより引き落としているが正常に引き落とされるのか。 |
答 |
郵便貯金オンラインシステムは、西暦2000年問題に対して、プログラム及びデータベースを含め、既に対応済です。 公共料金等を利用している事業所において西暦2000年問題に対応済みであり、正常なデータが作成されたものであれば、問題なく引き落とされます。 なお、「自動払込み」や「給与預入」等の利用事業者を対象に、「お客さま2000年相談窓口」を設置し、この問題の相談に応じているところです。 |
問 | 利子計算が間違うことはないのか。 |
答 |
郵便貯金オンラインシステムは、西暦2000年問題に対して、プログラム及びデータベースを含め、既に対応済であり、2000年日付での稼働試験等も実施していますので、利子計算を間違うといった問題が生じることはありません。 なお、すでに2000年日付を利用しての利子計算は、システム上実施しており、問題は生じておりません。 |
問 | 郵便貯金オンラインシステムの2000年の元旦の対応はどうなっているのか。 |
答 |
郵便貯金オンラインシステムは、1月1日から3日間は休止し、1月4日からの稼働となりますが、正月三が日の間も4日からの再稼働に備えて、担当の職員等をおいてシステムの点検を実施するなど、万全を期することとしています。 |
<簡易保険関係> |
問 | 簡易保険のデータは消失しないのか。 |
答 |
簡易保険のオンラインシステムは東西2センターで運用しており、相互のデータをバックアップして管理しています。また、災害時に備え、データの隔離保管も行っていますので、消失の恐れはありません。 |
問 | 郵便局で簡易保険の申込受理、保険金の即時支払いは正常に処理できるのか。 もし、問題が発生した場合の代替手段はあるのか。 |
答 |
簡易保険のオンラインシステムについては、西暦2000年問題への対応は既に完了しておりますが、万が一、何らかの影響を受け、システムの稼働ができない場合には、お客さまサービスに支障が生じないよう、基本的には代替手段(手作業処理)により、保険金をお支払いできるよう体制を講じているところです。 また、簡易保険への加入申込みについても、平常どおり郵便局窓口にて受付処理可能です。 |
<医療関係> |
問 | 逓信病院の医療機器は正常に動くのか。 |
答 |
逓信病院の医療機器については、西暦年の「下2桁化」により生じる西暦2000年問題が発生しないよう、平成11年10月12日をもって対応を完了しています。 なお、一部の医療機器について、日付機能がない等により西暦2000年1月1日を想定した「模擬テスト」の実施が不可能なものがありますが、これらについても、万が一、何らかの影響を受けた場合の復旧手順、代替措置等を明確にした「危機管理計画」に基づき適切に対応することとしています。 |
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