平成24年3月22日
中国総合通信局
中国総合通信局(局長:高崎 一郎)は、東日本大震災の際に通信や放送が途絶した教訓から非常用の移動電源車1台を配備し4月から貸出しを行います。
この移動電源車は、災害の発生時に通信・放送設備の電源供給が途絶又はそのおそれが生じた場合、防災行政無線を運用する地方公共団体や携帯電話事業者、放送事業者等へ貸し出し、電源の応急確保を行うことにより、通信・放送の確保を行うものです。さらに、大規模災害時等には、全国の総合通信局等に配備された車両についても相互に貸出しが可能となります。
また、総務省では、移動通信機器(簡易無線局、MCA用無線機、衛星携帯電話)を備蓄し、災害時や災害復旧時に必要となる連絡手段として、地方自治体等に貸出しを行っていますが、平成24年度には、それらを各総合通信局管内にも配備し、迅速に対応できる体制を構築することとしています。
車両派遣のイメージ
別紙1:災害対策用移動電源車の概要[PDF 1,040KB]
別紙2:災害対策用移動通信機器の貸出運用イメージ[PDF 1,148KB]