平成24年4月25日
中国総合通信局
中国総合通信局(局長:高崎 一郎)では、本年から、5月の第3週を「不法パーソナル無線取締り強化週間」と設定し、この期間を中心に中国管内において、捜査機関の協力を得て不法無線局の共同取締りを行うと共に、指導及び周知啓発等を重点的に実施します。
携帯電話等の携帯無線通信システムは、急速な需要増により、更なる周波数確保の必要性が高まっています。一方で、パーソナル無線(利用周波数帯:903〜905MHz)は携帯電話の普及等に伴い、近年利用者が急激に減少しており、無線設備の新規製造も既に中止されている状況です。
このため、電波の有効利用を図る観点から、パーソナル無線については平成27年11月30日に制度が廃止される予定であり、平成24年7月25日からは、パーソナル無線用の周波数帯は携帯電話と共用することとなりました。
このような状況を踏まえ、携帯電話等へ混信妨害を与える不法パーソナル無線について、共同取締りを始めとした対策を強化して実施するものです。
平成24年5月第3週
(1)捜査機関との不法無線局の共同取締り
(2)不法パーソナル無線を始めとする不法無線局の移動探査
(3)不法パーソナル無線の使用者に対する警告文書/指導文書の発送