平成24年6月21日
中国総合通信局
中国総合通信局(局長:高崎 一郎)は、災害時に海上から携帯電話サービスを提供する際の条件を検討するため、「災害時における携帯電話基地局の船上開設に向けた調査検討会」を開催します。
最も身近な通信手段である携帯電話は、災害時においては、救助要請や安否確認を行うツールとして多くの方々が期待を寄せています。
しかしながら、津波等の大災害が発生した場合は、地上の携帯電話基地局が被災することも想定されます。その対策の一つとして、臨時に船舶に携帯電話基地局を搭載し、沿岸から携帯電話サービスを提供することが効果的であると考えられます。
このため本調査検討会は、実際に船舶上に携帯電話基地局を設置し、携帯電話の海上伝搬等を調査することにより、船舶から携帯電話サービスを提供する際の条件を明確にし、無線局免許に係る審査基準策定等の制度整備を行うために開催するものです。
(1) 携帯電話サービスの災害時対策の現状
(2) 海上伝搬による携帯無線通信への影響
(3) 船舶上での近接局相互間の影響
(4) 船舶上から携帯電話サービスを提供するための条件
別紙[PDF 89KB]のとおり
第1回調査検討会は6月25日(月)14時から(場所:中国総合通信局第1会議室)開催し、平成25年3月を目途に報告書を取りまとめる予定です。
参考:イメージ図[PDF 203KB]