平成25年1月17日
中国総合通信局
中国総合通信局(局長:木村 順吾)は、中国受信環境クリーン協議会(会長:大辻 茂 (株)広島ホームテレビ代表取締役社長)と共催で、放送の受信障害の防止に関する知識の普及と防止対策の促進を図るため、次のとおり「技術セミナー」を開催します。
本セミナーは、昨年の4月に制度化された「エリア放送」の制度概要と展望、そして、近年、急速に普及しているLED照明器具による電波障害についての講演会を開催します。
平成25年2月19日(火) 14時から16時30分まで
メルパルク広島 6 階 平成の間 (広島市中区基町6−36)
電話:082−222−8501
(1)講演
演題:「ホワイトスペースを活用したエリア放送制度の概要と展望」
講師:総務省 情報流通行政局 放送技術課 開発係長 五通 豊 氏
(2)講演
演題:「LED照明とEMC、そして、放送受信障害について」
講師:一般社団法人日本照明器具工業会CISPR15合同委員会 委員長 平伴 喜光 氏
100名/無料
中国総合通信局、中国受信環境クリーン協議会
社団法人日本CATV技術協会中国支部、日本ケーブルテレビ連盟中国支部
聴講を希望される方は、2月14日(木)までにFAXでお申し込みください。(詳細は、開催案内を参照してください。)
地上デジタル放送に割り当てられたU H F 帯のホワイトスペース※ を使用して行われるワンセグ携帯等の地上デジタルテレビ放送受信機に向けたエリア限定の放送サービスをいう。
平成24年4月2日、免許制度がスタートし、色々な形態での利用が見込まれている。
※ ホワイトスペース: 放送用などの目的に割当てられているが、地理的条件や技術的条件によって、他の目的にも利用可能な周波数。
電気的原因や建造物などによる放送など無線通信の受信障害の防止を図ることによって、電波利用面における公共の福祉を増進することを目的に、昭和25年から昭和26年にかけて各地方で設立されました。現在、中央協議会(会長:一般財団法人情報通信振興会 理事長 岡井 元)と11の地方協議会議会(会長:民間放送事業者など)が設立されています。
なお、中国受信環境クリーン協議会は、昭和25年に設立され、中国総合通信局等の官公庁、NHK、民間放送局、電力会社、家電メーカー、無線工事業者等90団体で構成されています。