平成21年5月15日
四国総合通信局
地域コンテンツを共用するための最適な仕組みづくりを検証
≪地域コンテンツ共用メディア実験報告≫
四国総合通信局(局長: 一郎(たかさき いちろう))は、地域コンテンツの利活用に関する取組として、平成20年度に地域コンテンツ共用メディア実験協議会(会長:大恵 俊一郎(おおえ しゅんいちろう) 現・四国大学教授)を設置し、地域コンテンツ(注)
をいくつかのメディアで共用するための最適な仕組みづくり等を検討、検証し、その結果を取りまとめました。
(注) この実験において「地域コンテンツ」とは、地域に特化した情報や話題等を、その地域の行政、住民、学校、NPO、メディア企業等が主体となって制作し、地域のメディア等(インターネット、放送事業者等)を通じて、地域内外に配信・放送される映像コンテンツと定義しました。
1 地域コンテンツ共用メディア実験の結果から
(1) 実施目的
地域コンテンツを共用することにより、利活用の可能性を検証するとともに、最適な仕組みづくりについて検討を行いました。
(2) 実験実施の概要
ア 「地域ICT未来フェスタ2008inとくしま」(平成20年11月7日から9日まで)を実験フィールドとして実施しました。
イ 地域コンテンツを中心にワンセグ実験局・CATV・インターネットにより共用し、地域内外へ伝送実験等を行いました。
(3) 実験の成果
ア 地域コンテンツを共用するための最適なファイル形式等を提案
イ 地域コンテンツを共用するためのサーバを構築
ウ 地域コンテンツを利活用するためのハード、ソフト両面からの仕組み例を提案
(4) 今後の取組
地域コンテンツの流通促進をさらに図るため、地域メディア等を対象とした、コンテンツ利活用に関するニーズや使用方針に関する調査の実施を提案しました。
2 添付資料
・地域コンテンツの共用を想定した情報通信メディアへの伝送実験について報告書
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