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3月のテーマ

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サブテーマ1:ICTを活かした「イノベーティブ日本」を作るには?

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3月14日 (事務局コメント)
【テーマの提示、意見募集開始】
ICTによる日本の国際競争力強化を進めるには、日本という国あるいは社会が、ICTを様々に活用しイノベーションを生み出す機能や力を備えていることが大切です。
たとえば、新しい技術を生み出したり、自在に活用できる人材を育てること。そうした人材の活躍の場が豊富な環境であること。社会のしくみや行政が、イノベーションを生む取り組みを上手に後押しできること。
日本という「場」の競争力、イノベーション創出力を高めるには、どのような取り組みや考え方が必要でしょうか。
3月15日 千年以上、日本で育まれてきたネットワーク技術である「講」や「結」など、互酬経済を支える仕組みをICTと融合的に取り扱うことは、他国にはないイノベーションアプローチを創出できると考えています。
3月15日 (事務局コメント)
コメントありがとうございます。「結」は震災?復興などでも注目されていますね。ところで、このフェイ?スブックのしくみは、「結」につながるものなのでしょう?か?それとも、もっと別のイメージでしょうか?
3月15日 「結」は「結講」と言って、「講」の互助的な部分を役務システム化したものです。その意味ではFacebookのつながりは、共生するコミュニティが存在しないので「結」的な意識は芽生えにくいと思います。
3月15日 「講」においても、共通意識(目的)を持つ人たちの小集団である場合が多く、ほどよく閉じている小集団がゆるやかに接続することによって、しなやかな地域社会を構築していました。すなわち、大きな単一のネットワークの下では、なかなか考えにくいところがあるようです。
3月15日 ?ICTによる日本の国際競争力強化を進めるには、情報教育の底上げが必要である。地道な方法であるが、底辺のレベルが向上すれば、そこから生まれてくる成果物の品質や内容が向上し、国際競争力強化につながる。
(1)開発者教育の底上げ。……入社してからITパスポートレベルの教育が必要となるようでは、高度な開発ができる開発者を育てるにはコストがかかりすぎる。大学や専門学校でITパスポート,基本情報技術者ぐらいは合格できるレベルの教育が必要である。
(2)利用者教育の底上げ。……情報の科目を見直しし、義務教育のレベルで、著作権や、セキュリティ、プライバシーなどの情報化社会で必要となる基本的な教育を行う必要がある。そのためには、情報科の専任教師を各校に最低1人は割り当てる必要がある。一般教師では、レベルにバラつきがありすぎて、対応しきれないため、専任教師が必要となる。
3月16日 (事務局コメント)
皆さん、ご意見をありがとうございます。
「結」「講」の考え方を、今日の社会でうまく実現してい?る例、特にICTを使って実現している例はあるでしょう?か?ベンチャー企業の活性化等に有効かと思うのですが。
3月16日 総務省さんの「平成22年版情報通信白書」には、本テーマと関連性が強い「我が国のイノベーション環境の検証」といった分析が掲載されています。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h22/html/md321200.html
3月16日 やや回りくどい内容ですが、結論としては、
1. 日本はスウェーデン、米国等と比べ、「持続的な変化への対応力」、「ビジネス基盤の成熟度合」、「科学技術をビジネス化する能力」が大きく劣る。
2. これらを改善させるためには、特にクリティカルな影響を与える以下の8指標(分析により抽出)を重点的に向上させるのが効率的である。
・持続的変化対応力
(1)先端技術の政府調達
(2)ベンチャーキャピタルの有効性
(3)実力主義による上級管理職の採用度
(4)企業の研修教育
(5)企業における有能な人材の獲得度
・ビジネス基盤成熟度合
(6)電子政府成熟度
(7)インターネット利用率
・科学技術ビジネス化能力
(8)経営大学院の質
といったものになります。
3月16日 これらの8つの指標を向上させるためにICTをどう活用するかを考えると、(6)と(7)はICTそのものの指標なので愚直に改善する、(1)についてはICTの先端技術(スマートフォン、ロボット等)を政府が積極的に調達する、(4)と(8)についてはe-Learningを魅力的に改善する 等々の方策が考えられます。
3月16日 例えば、東日本大震災におけるサプライチェーンの迅速な復興は、つながりのある企業のあつまりが支え合う構図で成し遂げられました。これこそ現代に見える化された「講」構造ではないかと思います。
3月16日 噂通りにいとも簡単に、フルHD画質を超えて行ったiPadを賞賛しつつ、壁一面、壁紙スクリーンで新しい住宅設計を導入する等、とにかく、情報体験のための接点にイノバティブ開発が起こるようにしては如何でしょうか。
3月17日 素人なので、視点がずれてしまうかも知れませんが、ご了承下さい。まず、”日本の国際競争力強化”を考える時、日本人の強みと弱みを考える必要があると思います。弱みの1つは他の国に比べると英語など第二言語の習得が実用レベルまで達している人材が非常に少ない事。それからプレゼンテーション能力が不十分という事があげられると思います。しかし、強みもあり、それは柔軟性があり適応能力が高い点だと思います。この2~3年はモバイル端末が急速に生活の中に浸透してきていて、そこで利用可能なコンテンツ類も多種多様なものが出来て、しかもそれを使いこなしている。これはICTだけでは、なくファッションや色々な文化で、その傾向が見られると思います。また、特筆したいのは、生命科学分野や有機科学等の科学分野では、他の国をリードしているような研究成果を出している人々も沢山います。また、特に優秀な人材が出ている時期にはその人の出身校などに同時期に優秀な人材がいるようなので教育がそれだけ重要であることがわかります。私は、ICTは教育の中でもっと身近に柔軟に活用し、弱点を補うようなツールのようなものとして実際に活用してく中でこそ、新しいイノベーションが生まれるように思います。私は、義務教育の早期の場に、オンライン授業のような事が出来るシステムを構築する事で、地域格差も解消され様々なメリットも生まれると考えています。1つはすぐれた教育者の指導を等しく受ける事が出来るようになる事(個人的に思っているのは、病気で入院していてこれまでなら通常の授業が出来ない子供たちのために、まずこの仕組みで平等にその機会を与えてもらいたいと思います。また、過疎地などで、いくつもの学年を1人の先生がカバーしているような所でも有効です。また、授業についていけない・欠席した生徒は自宅でも見られれば更に良いと思われます。また、各地で色々な都市との友好関係もあると思いますので、そういった学校とインターネットを通じて英語でディベートをしたり、遠隔地間で1つの劇を作ったり、一緒にアニメーション製作でも、学校紹介ビデオでも編集する等、発展させる事が出来れば語学力もプレゼンテーション能力も格段に上がると思います。教科書では興味が持てなくても百聞は一見ではないですが、体験型のものの方が習得も早いでしょう。長くなりましたが。
3月18日 初音ミクってかなりイノベーティブだと思うんです。ボーカロイド=技術力、ポップなキャラ=コンテンツ力、みんなでオンライン参加して育てたソーシャル力、これらの結合。これらを併せ持つ総合力が日本の強みで、それを戦略的に活かす手段はないかと考えます。

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