もっと深掘り!
「ネットで知り合った人」とのやりとりについて真剣に考える

SNSなどのコミュニティサイトを介したやりとりには楽しさだけではなく、“危険”もいっぱいです。最近では、SNSのやりとりに端を発した誘拐事件や生命に関わるような凄惨な事件も起きています。

特にDM (ダイレクトメッセージ)によるやりとりは、本人にしかわからないことから、犯罪に巻き込まれるなどの被害が後を絶ちません。「被害にあう人が特殊なだけ、自分は大丈夫」 と油断しないことが重要です。自分を守るために、次のようなことを心がけましょう。

※DM(ダイレクトメッセージ):複数の人たちとやりとりする場でのメッセージでなく、個人同士が直接やりとりできるメッセージ機能。

自分を守るためにできることは?
01

日ごろよく使うSNSの“プライバシー設定”を行いましょう

  • アカウントの公開・非公開
  • 自分がDMを受け取れる人の範囲設定
  • 自分の投稿を読んでいい人の範囲設定
  • 自分の画像へのタグ付けに関する許可設定

などのほか、プライバシーやセキュリティに関する設定を確認しましょう。もしもアカウントが複数あるなら、それぞれの用途に合う設定を行い、使い分けの徹底を!(機種変更等の際は設定を再確認しよう)

02

SNS利用の 「ここまでは」 「ここからは」 を決めておく
(DMのやりとりはしない、個人的なことは発信・投稿しない等、以下を参考に)

  • いつも発信しているアカウントには、深刻なこと、プライバシーに関することは、書き込まない
  • SNSで話をした人から急にDMが届いたら 「ありがとう、あとはSNSで!」 と返すなど、DMを断ち切る
  • 時間が経つほど断りづらい!イヤなこと、不安なことで 「どうしよう…」 と迷ったら、すぐ&ハッキリ断る
  • しつこく誘われたり脅されたりしても、決して応じず、独りで抱え込まず、身近な大人に相談する
  • 周囲に相談しづらいとき、相談できる人がいないときは、勇気をもって警察や専門の窓口に相談する
03

ネットだけに頼らずリアルな解決法も大事にしよう

イライラした時は、スマホを置いて深呼吸💬
音楽を聴く、好きなことをする等気分をかえてみるのもオススメ!
溜まっているモヤモヤ・イライラをノートにどんどん書いて、声に出して言って、吐き出してみることも効果アリ
悩んでしまった時のために考える時間を決めておいて、その時間を過ぎたらそれ以上悩まず寝てしまう

家族や先生心を許せるリアルな友人などに相談してみては?

地域や学校の「SNS相談窓口」があれば、それも活用してみよう!

※ 下記URLより「内閣府 ネットの危険から子供を守るために『各種相談窓口』」をご参照ください。
https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_use/soudan.html

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