身近な人と一緒に考えよう
ネットの特性と人の行動心理に注目
特に中・高校生の方へ
画面に表示されるいろいろな情報は、
あなたの好みや検索ワードに合わせて日々カスタマイズされているんです
見ている情報が全てとは限らない!2つのネットの特性

みなさんは、こんな経験ありませんか?

  • 検索した言葉や商品と関連する情報や広告がよく表示される・・・
  • 「いいね」「フォロー」をすると似たような情報がオススメされてくる・・・

このようなことが起こるのは、ネットがあなたの使い方に合った情報を選んで見せる仕組みになっているからです。

用語:フィルターバブル
好みや見たい情報以外が知らないうちにはじかれてしまうこと

用語:エコーチェンバー
似たような意見ばかりに囲まれ考えがより増幅されてしまうこと

情報そのものが誤っていることや意図的に作られたウソの情報ということも。
いろんな情報を積極的にチェックする習慣を持つようにしてください

チェック方法
情報源はある?
  • その情報はどこから、いつ発信されたものですか? 
  • 根拠となるモノは今も存在していますか?
  • 情報源が「海外の」ニュースや論文の場合、あなたはその情報源を確認、理解していますか?
その分野の専門家?
  • その情報は、専門知識や必要な資格を持った人が、責任を持って発信しているものですか?
  • その人は過去、ニセ・誤情報を発信して批判されていませんか?
  • その人は関連する情報や商品を売っていませんか?
他ではどう言われている?
  • その情報について他の人や他のメディアはどのように言っていますか?
  • その人の意見に反論している人はいませんか?
  • 別の内容で報じているメディアや、誤りであることを指摘しているメディアはありませんか?
その画像は本物?
  • 臨場感のある画像が添えられているから?それだけで「本当」だと判断して大丈夫ですか?
  • 画像を検索したら、全く同じ画像がヒットしませんか?
  • その画像は過去に撮影された、全く無関係のものではありませんか?

ネットの特性と共に、誰もがおちいりがちな人の心理を知っておくと役立ちます

認知的均衡理論

人には、好きと嫌いの感情のバランスを保ちたいという気持ちがあり、好きな人が好きなものを自分が好いている状態はバランスが保てていて、その逆はバランスが保てていない状態となる。そのためニセの情報を目にしたときに、その情報が本当か嘘か確かめず、好きな人の発言がニセの情報であっても信じてしまうことがある。

確証バイアス

先入観の影響により、自らに都合のいい情報に触れると真実だと信じてしまう。

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