テーマ 1

日常生活の中で気をつけたいこと

02ながらスマホが招いた自転車衝突事故

スマホを見ながら走行していたら

スマホを見ながら走行していたら

スマホを見ながら、片手で自転車を運転していたBくん。横断歩道を歩いていた高齢者に気づかず、ものすごい勢いで衝突してしまいました。

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歩行者に衝突し大ケガをさせてしまった

歩行者に衝突し大ケガをさせてしまった

高齢者は頭を強く打ち、一時意識不明の重体に。意識は戻ったものの、Bくんは重過失傷害の疑いで書類送検されました。

考えてみよう!

「歩きスマホ」や「自転車スマホ」は、自分のケガだけにとどまらず、被害者や加害者になる可能性も!ながらスマホは、どんな事故やトラブルを引き起こしそうですか?

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  • A

    「危ない」と思った経験は?

    ながらスマホは前方不注意や注意散漫になりがちです。
    ・人やモノにぶつかった
    ・階段や段差を踏み外した
    ・赤信号に気づかなかった 他
    みんなで共有してみましょう。

  • B

    自分が被害にあうケース

    歩きスマホ中の人はひったくりや窃盗のターゲット。すれ違いざまにスマホをひったくられた人もいます。わざとぶつかってケガをさせたり因縁をつけられたりするケースもあるようです。

  • C

    他人に害を与えてしまうケース

    ゲームをしながら車を運転して人身事故を起こした大人も!道路、階段、駅のホームなどでは、ながらスマホが凶器になる可能性もあります。具体的に想像して認識を改めましょう。

学べる!プチ動画 学べる!プチ動画

ながらスマホによる事故や
トラブルの代償は計り知れない

解説

 自転車スマホだけでなく、画面を見つめたまま歩いている人、階段や坂道を後ろ向きに歩きながら動画を撮影する人など、ささいなきっかけでケガや事故につながりそうな“ながらスマホ”を頻繁に見かけます。

 日本盲人会連合の調査によれば、歩きスマホで何らかの被害を受けたことがあると答えた視覚障がい者は2人に1人。点字ブロック上の衝突事故もあるようですが、健常者が前を見て歩いていれば起きないはず。スマホを使う技術やテクニックよりも、マナーやモラルの向上が急がれます。

 ケガや事故、巨額の賠償金、道路交通法違反、心の傷‥‥大人も子供も外出先の行動を見直しましょう。

黒板消し

ワンポイントアドバイススマホ操作や画面の注視は、邪魔にならない所に立ち止まってから!地図アプリを頼りに移動する際にも守りたい、最低限のお約束です。

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