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作業日誌

作業名 内部管理業務:財務会計 歳入執行管理 現状分析(業務分析)作業
日時 平成17年11月14日(月)
9:00〜10:30
場所 第ニ庁舎第ニ会議室
参加者 職員:
会計課 園田主任
企業:
富士通 中村、本保
使った資料
概要

【作業の目標】

10月28日に行った歳入執行管理に関する現状分析業務を引き続き行いました。前回作成した機能分析表(DMM:以下「DMM」という。)および機能情報関連図(DFD:以下「DFD」という。)について再確認を行った上で、情報実体一覧表・業務要件定義表の作成を行いました。

【当日の流れ】

9:00〜 9:15 業務内容の意識合わせ(15分)
9:15〜10:05 情報実体一覧表の記入(50分)
10:05〜10:30 業務要件定義表の記入(25分)

【作業内容】

(1)業務内容の意識合わせ

最初に前回作成したDMMおよびDFDを一枚ずつ順に広げ、歳入執行管理に関する業務体系として整理した内容と業務の流れの再確認を行いました。本日の作業は、DFDの中で定義された情報の流れを情報実体一覧として整理すること、また情報実体に合わせて各業務の要件を整理することです。前回作成したDMMおよびDFDに関しては、前回から少し時間があいているため、実際の業務の漏れがないことをあらためて確認しました。

(2)情報実体一覧表の記入

DFDの内容を確認しながら、そこに記述されている情報について、実際の帳票を参考にしながら記入しました。特に、管理する情報に関しては、実際の帳票等を確認しながら行いました。金融機関などの外部機関から受け取る帳票などについて、実際の帳票を用意していないものもありましたが、管理している内容から、記入を行いました。

(3)業務要件定義表の記入

DFDと情報実体一覧表を基に、各業務機能の概要などを確認し記入していきました。DFDの作成および情報実体一覧表の作成を通じて業務内容を整理しているため、特に問題無く進めることができました。業務要件定義表の作成後に、業務帳票として用意した中でDFDに現れていなかったものについて使用用途を確認し、業務の全体像としてDMMおよびDFDの定義に漏れの無いことを確認しました。還付に関わるものと月次で歳入執行結果を作成しているもの、不納欠損に関わるものに漏れがありました。還付に関わるものは、還付に関わるDFDに帳票の追記を行うこと、月次の帳票はDMMの確定に関わる階層2に決算として追加すること、不納欠損は年次の処理であり決算業務の一環として扱うこととしました。

【出てきた意見】

主な意見は、以下のとおりです。
  • 情報の整理の中で、業務の流れで記入した情報に過不足があった。
成果物
ポイント

【作業を実施して気付いた点】

  • 常に業務の流れに戻り、DFDを参考にしながら聞き取りを行うことで、情報実体の抽出/整理が効率的に行えました。

【作業をうまく進めるための助言】

  • 特に外部機関からどの様な情報が流れ、業務として参照しているかを、DFDに照らし合わせて確認することで、必要な情報を引き出すことができると思います。


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