【作業の目標】
第1回の業務分析(10月28日)で作成し、企業が清書した各種資料を確認すること及び財務会計の他業務との整合性より追加する内容について再度確認することを目的に打ち合わせを実施しました。
【当日の流れ】
15:00〜15:05 業務説明表(現状)の内容確認(5分)
15:05〜15:30 機能分析表(DMM:以下「DMM」という。)の確認及び修正(25分)
15:30〜16:45 機能情報関連図(DFD:以下「DFD」という。)の確認及び修正(75分)
16:45〜17:00 情報実体一覧表の作成(15分)
【作業内容】
(1)業務説明表(現状)の内容確認
- 前回の打ち合わせで作成した業務説明表(現状)の内容を確認しました。
- 歳計外処理(会計課処理分)の年間総計件数に誤りがあり、修正しました。
(2)DMMの確認及び修正
- 前回の打ち合わせで作成したDMMの内容を確認しました。概ねの処理としては合っているが、同じ財務会計内の歳入歳出業務との差異があるのではないかと意見がありました。結果として、歳入/執行管理のDMMやDFDを確認して一致していない業務の流れについては、処理を合わせることにしました。
- 歳入/執行管理で作成された資料を確認し、随時処理に「納付書作成処理」を追加し、保有有価証券管理につきましては、現金を預かる場合もあることを確認したため、階層1を「預かり金」として内容を検討しました。その結果、第2階層を「入札保証金預かり」「入札保証金還付」「有価証券預かり」「有価証券還付」の4項目としました。
(3)DFDの確認及び修正
- 業務内容として追加された随時処理の「納付書作成処理」と大きく変更した「預かり金」の処理内容について、新規に作成しました。
- 「納付書作成処理」は、財務会計処理内で歳入/執行管理の納付書作成処理と同じ流れであることから、歳入/執行管理のDFDを参照しながら当処理のDFDに処理を追加しました。
- 「預かり金」につきましては、前回の打ち合わせで作成した有価証券の預かり及び還付の処理手順に関して、ほぼそのまま使用できるため、現金を預かる入札保証金の業務の流れについてDFDに追加しています。
- また、情報の流れとして前回の歳入/執行管理の打ち合わせ時に持参した帳票類を見比べながら帳票の正確な名前を記載しています。(一部確認中の帳票類あり)
(4)情報実体一覧表の作成
記載する帳票の内容については、打ち合わせを開始しましたが、印刷物の帳票名を確認している段階で時間切れとなり、途中で作業を終了しています。
※印刷帳票より項目を拾い出し、後日作成することとしました。
【出てきた意見】
主な意見は以下のとおりです。
- 歳入歳出業務と重複している処理があるが、どちらの業務の資料に記載した方がよいのか判断できない部分がある。これは、恐らく他の業務でも同じような事態になっていると思われる。