【作業の目標】
- 第1回の業務分析(10月27日)で作成し、企業が清書した各種資料の確認をすること及び第1回では同一業務として実施した業者登録(契約課担当)を別業務としたことによる資料の整備をすることを目的に打ち合わせを実施しました。
【当日の流れ】
9:00〜9:05 業務説明表の内容確認(5分)
9:05〜9:15 機能分析表(DMM:以下「DMM」という。)の確認及び修正(10分)
9:15〜9:40 機能情報関連図(DFD:以下「DFD」という。)の確認及び修正(25分)
9:40〜9:45 情報実体一覧表の作成(5分)
9:45〜9:50 業務要件定義表の作成(5分)
【作業内容】
(1)業務説明表の内容確認
前回の打ち合わせで作成した業務説明表の内容を確認し、業者登録(契約課担当)に関する記載を削除しました。
また、債権者登録数に関しては、前回記載した6,000〜7,000件は現状の登録数であり、過去から累積している登録情報は削除していないことから、現状の管理件数を30,000〜40,000件に修正しました。
情報システム費用については、システム全体に関わる運用費用ではなく、消耗品や銀行コード更新用のCD−ROMを購入する費用だという意見があり、備考欄に内容を追加しました。
(2)DMMの確認及び修正
前回の打ち合わせで作成したDMMの内容を確認しました。
工事・委託業者管理(指定業者管理)及び物品業者管理については、契約課の担当であり別区分(業者登録)として分離したため、前回作成したDMMより削除しました。
また、源泉対象者登録の下位階層にある一般債権者登録は、階層が異なるとの意見があり、源泉対象者登録と同階層にするために切り出しました。なお、一般債権者登録は、口座情報の変更ができる点が源泉対象者登録の処理の流れと異なることが明確になりました。
(3)DFDの確認及び修正
前回の打ち合わせで作成したDFDの内容を確認しました。
各処理については、債権債務者登録申請書に記載されている処理区分により分類されることになっているため、同じ様式の書類を利用しています。
また、申請書の処理結果を確定する処理時に債権者に対して債権債務者登録カード(債権者番号などのメモ書き程度のものだとのこと)を発行していることを追加しました。
各処理が終了した場合に最終的な債権債務者登録申請書は綴っていることから、この流れを追加しました。
(4)情報実体一覧表の作成
使用している帳票類が2種類であることを確認し、債権債務者登録申請書の実際の様式から内容を確認しました。債権債務者登録カードについても、債権者番号と氏名程度の簡単なメモ書きであるため、その項目をそのまま記載しました。
(5)業務要件定義表の作成
- 各作業内容に関わる時間について記入しました。登録処理、変更処理、追加処理、抹消処理までで月30件程度発生し、これに約1週間程度の時間がかかっています。
- 銀行マスター変更処理に関しては、月例処理内で実施されているために正確な時間を把握していませんが、件数と処理全体の実行時間から、おおよそ10分程度としました。
【出てきた意見】
主な意見は以下のとおりです。
- 契約課が担当している業者登録を除くと、会計課で実施している作業範囲は相当に小さいものとなる。