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受信障害対策中継放送を行う放送局に免許
−青森県内初、岩手県内2番目のギャップフィラー開局による地デジ難視聴の解消−
平成23年2月15日
 東北総合通信局(局長:井澤 一朗)は、くろしお風力発電株式会社(代表取締役:鈴木 和夫)から申請のあった受信障害対策中継放送を行う放送局2局及び一関市(市長:勝部 修)から申請のあった同放送局9局について、本日付けで免許しました。
 地上デジタル放送のギャップフィラーの免許は、青森県内初、岩手県内では2番目であり、東北管内では9例となります。
 この放送局は、地上デジタル放送の難視聴解消を目的に整備されるもので、無線共聴方式である「ギャップフィラー」を開局することで、地上デジタル放送の視聴が可能となります。
 免許された中継局の運用開始(開局)予定時期は、別表のとおりです。また、各地域の中継局の概要及び放送エリア図は、別紙1〜6のとおりです。
 今回使用された無線設備は、技術基準適合証明を受けたものであることから、簡易な免許手続によって予備免許及び落成検査を省略し無線局免許を付与したものです。
《参考》
 ■「受信障害対策中継放送を行う放送局」とは
   地理的条件等により放送の受信障害が発生している地域において、放送事業者以外の者が、当該受信の障害を解消する目的で開設される放送局で、平成2年の電波法改正で導入されました。
 ■「ギャップフィラー(“Gap Filler”)」とは
   「隙間を埋める」という意味であり、地上デジタル放送のカバーエリアの隙間となり、受信障害が発生している狭いエリア(およそ1〜2km四方)をカバーするために追加的に置局する極微小電力(50ミリワット以下)の中継局。
【別表】:免許した中継局の運用開始予定時期等
【別紙1〜6】:各中継局(地上デジタルテレビ放送)の概要及び放送エリア図
連絡先
放送部放送課
TEL 022-221-0696
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