炎上投稿に直接参加するのは、ごく限られた一部の人に過ぎないという研究結果(令和元年版 情報通信白書)があることから、「誹謗中傷は多数意見ではない」「世の中の人全てが攻撃しているわけではない」と考えて身近な人に相談してみましょう。もしも、保護者・先生・友人には相談しづらいと思ったら、専門の窓口を積極的に利用してください。
※スマホ等で目にする情報のかたよりについては、特集1で学べます。
ミュートやブロック等で距離を置く
よく使われるSNSには、やりとりをコントロールする機能が備わっています。相手に知られずに投稿を非表示にする機能(ミュート)をうまく活用しましょう。つながり自体を断つ機能(ブロック)もありますから、深く傷つく前に「見えなくする」ことをお勧めします。また、返信やコンタクトができる相手を制限できる機能もあります。それぞれ、名称や操作方法等はサービスやアプリによって異なります。調べて確認しながら使ってみてください。
人権侵害情報の削除を依頼
可能な状況であれば、投稿者に削除してほしいと連絡してみる(無理は禁物)
該当する投稿のURLやアドレスを控える【画面(=スクリーンショット)や動画の保存も重要】
「通報」 「報告」 「お問い合せ」など削除依頼等ができるページやメニューを探す
フォームに従って必要な選択・入力を行い漏れがないか内容を確認して、送信!
発信者の特定も可能
ミュートやブロック、削除依頼だけでは解決しない場合、匿名の発信者を特定して、損害賠償請求などを行うことも可能です。発信者開示請求を行いたい場合は、弁護士にご相談ください。
信頼できる機関に相談する
電話、メール、各種SNS、Webチャット等を使って、誰にも知られずに相談することができる公的窓口はいろいろあります。1人で抱え込まず、相談してみましょう。
(総務省サイト内/相談フローも掲載)
関連するさまざまな資料や情報へのリンクがまとめられています。
併せてご活用ください
自分の相談をどこにすれば良いのか迷ったら、次ページの「相談フロー」で判断してみましょう。