テーマ 7

SNSで発信するなら
気をつけたいこと

12悪ふざけなどの不適切な投稿

線路に下りて撮った写真をアップし

線路に下りて撮った写真をアップし

Mくん、Nさん、Oくんの3人は、学校の帰りに制服のまま線路に立ち入り、大はしゃぎで写真を撮影。仲間に見せようと、SNSにアップしました。

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警察に通報されて学校にも抗議が殺到

警察に通報されて学校にも抗議が殺到

あっという間に特定されて学校名や名前が晒され、警察に通報が。鉄道営業法違反等の罪で家裁に送致され、学校には抗議の電話やメッセージが…

考えてみよう!

身内だけに見せるつもりが拡散され、大炎上することもある不適切な写真や動画。度を越した悪ふざけや悪意の投稿は、どうしたらなくなるでしょう?

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  • A

    やろうという子がいたら

    公序良俗に反する行動は×。特に線路は、感電死の恐れもあり危険です。「どうせ内輪しか見ない」という考えも甘い。誘いにはのらず、ダメなものはダメ!と注意して止めましょう。

  • B

    投稿されたものを見たら

    非公開なら自分が拡散しないように気をつけること。公開・非公開に関わらず、急ぎ削除させましょう。ネットで広まれば大ごとになることを思い出させ、反省を促すのがベストです。

  • C

    写真や動画以外の不適切投稿

    誰かになりすましての投稿や、ウソの情報を書き込んだりすることも不適切投稿です。投稿すること自体当然NGですが、面白がって騒いだり拡散したりするのも絶対にやめましょう。

学べる!プチ動画 学べる!プチ動画

不適切な投稿を探して拡散させるのを楽しむ人もいる

解説

 落ち着いて考えれば、やっていいことかどうか判断がつく年齢になっても、そのときのノリや勢いで撮影し、公開してしまう人が後を絶ちません。アルバイト先で不衛生な動画をアップする若者の行為から、「バイトテロ」という言葉が誕生したほどですが、それらはいずれも「そもそもやってはいけないこと」のはず!

 写真や動画だけでなく、なりすまし投稿やフェイク情報の書き込みなども、不適切投稿です。それらを探し、拡散させて晒し者にすることを楽しむ人もいます。ネットで広まればあっという間に個人が特定され、罪に問われたり賠償請求をされたりすることもあります。いたずら半分でしたことの代償は、恐ろしく大きいのです。

黒板消し

ワンポイントアドバイス「デジタルタトゥー」と称されるほど、ネットに刻まれた情報は半永久的に残ります。未来の自分を苦しめることのないよう、正しい利用を!

動画コンテンツ集