未来を創るみなさんにとって、ICTは鉛筆やノートと並び欠かせないものです。しかし、日本の学校におけるICT活用状況は、世界から大きく遅れていました。そこで、令和時代における学校のスタンダードとして、学校でのICT活用が当たり前である社会を作るために『GIGAスクール構想』が推進されています。
『GIGAスクール構想』のもとで、1人1台のタブレットなどを活用し、
といった新しい学びをすることは、みなさんの可能性を広げてくれるはずです。
学校でもICTを安全安心に活用できるよう、以下のような点を心がけていきましょう!
GIGAスクール用端末は、1台1台別々のIDとパスワードで管理されています。忘れたら困ると、紙に書いて貼ったりしていませんか?誕生日や出席番号など、他の人が想像できるものにしていませんか?友達に教えたりしていませんか?年齢に関係なく、自分の端末とID・パスワードは、自分で守らなければなりません。
誰かがあなたのIDとパスワードを使えば、あなたの情報を盗み見たり、あなたになりすまして勝手な発言をしたりできてしまいます。逆に、勝手に他人のIDやパスワードを使った人は、「不正アクセス禁止法」違反となり、懲役または罰金が科せられる可能性があります。そんな事態を防ぐためにも、複数の文字や数字を組み合わせて推測困難なパスワードを考え、しっかりと管理しましょう。もちろん、忘れたりしないように!
長時間の連続利用や遅い時間の利用は、視力や姿勢、睡眠などに影響すると言われています。
30分を超えたら20秒くらい遠くを見て目を休める、夜○時以降は使わないなど、工夫してみましょう。
「家ではついダラダラ使ってしまう」という人もいるでしょう。おうちでの使い方に決まりがなければ、家族で話し合ってルールを考えましょう。そして、ルールが窮屈になったときは、再び話し合って調整しましょう。
ICTの利活用に向け注意すべき項目として、上記児童・生徒向け内容に加え、個人情報保護とクラウド活用、ICTの積極的な利活用などについて、学校や教育委員会宛にもチェックリスト形式でお知らせしています。詳しい内容は、以下URLのページに掲載されているPDFファイルからご確認してください。
こどもがICT機器やインターネットと上手に付き合えるようになるには、大人による適切なサポートが重要です
例えば、類推可能なパスワードを用いていないか確認する、必要に応じてチャットの中身を先生や保護者が一定期間見られるようにする、発達段階に合ったフィルタリングをしっかり設定するなど、学校現場や家庭のICT機器などの設定の見直しを行うことが挙げられます。
また、学校や家庭において、どのようにインターネットと関わっていくべきか話し合うことも大切です。自律的に、 正しくICT機器やインターネットを使いこなせるようになるにはどうしたらよいか、こどもと一緒に考えてみませんか。
『StuDX Style(スタディーエックス スタイル)』について
1人1台端末の利活用をスタートさせる全国の教育委員会や学校に対する支援活動を展開するため、「すぐにでも」「どの教科でも」「誰でも」活かせる1人1台の活用方法に関する優良事例や対応事例などの情報発信・共有を随時行っているポータルサイトです。