会議資料・開催案内等



情報通信審議会 情報通信技術分科会 ITU−T部会
ケーブル網・番組伝送委員会(第15回)議事概要



1.   日時
  平成16年2月25日(水)午後2時00分〜4時15分

2.   場所
  経済産業省別館11階・1111会議室

3.   出席者(敬称略)
  (専門委員)
   伊東晋(委員会主査)、石黒 公、大沢勝朗、大塚隆史、河村浩、佐々木誠、都竹愛一郎
  (関係者)
   青柳愼一、青木利和、清水孝雄、原田守夫、平川秀治、藤川五郎、松本修一、宮坂公雄、森 仁、川田亮一、後藤良則、宮地悟史、小山田公之
  (事務局)
   西野(地域放送課課長補佐)、野尻(地域放送課開発係長)、本間(地域放送課)
  (注)関係者はITU-Tセクターメンバー等

4.   議事
(1)  第5回SG9会合(1月15日〜21日)の結果報告
 2004年1月15日〜1月21日までの間、ハワイ(ホノルル)で開催された第5回SG9会合について、参加者から資料に沿って以下のような報告があり確認された。
・  今回会合では、以下の12件の勧告案についてAAPコンセントがなされた。
・  J.112 Annex B rev.1: Data-over-cable service interface specifications: Radio-frequency interface specification
・  J.124 (J.mfmweb): Multiplexing format for multimedia webcasting over TCP/IP networks
・  J.125 (J.bpi): Link privacy for cable modem implementations
・  J.126 (J.ecm): Embedded CableModem device specification
・  J.144 rev.1: Objective perceptual video quality measurement techniques for digital cable television in the presence of a full reference
・  J.149 (J.vqm): Method for specifying accuracy and cross-calibration of Video Quality Metrics (VQM)
・  J.162 rev.1: Network call signalling protocol for the delivery of time-critical services over cable television networks using cable modems
・  J.163 rev.1: Dynamic quality of service for the provision of real time services over cable television networks using cable modems
・  J.179 (J.imm): IPCablecom support for multimedia
・  J.191 rev.1: IP feature package to enhance cable modems
・  J.192 (J.191.1): A residential gateway to support the delivery of cable data services
・  J.280 (J.sapi): Splicing application programme interface for digital programme insertion
・  SG再編に関しては、現SG体制を維持することで一致しTSAGにリエゾン文書を発出した。
・  報告資料に関して、以下のとおり補足、修正等があった。
・  WG6に関する資料の中で、下から10行目の「IECの100 TechnicalArea5の新しい活動スコープについて、両者が協調して研究を進めるべく、・・・」とあるが、活動自体は従来からあったものである。また、下から11行目、「平河氏」→「平川氏」に訂正。

(2)  SG9会合後の対処について
 
・  SG9会合において、AAPコンセントとなった勧告案等の対処について審議され、12件については特にコメントは出さないことで承認された。
・  Q5/9の削除に関して、郵便投票の際には削除に賛成する旨ITUに回答することが承認された。

(3)  SG9会合(2004年5月10日〜14日)への寄与文書等について
       
) 寄与文書案「勧告案J.tcpweb:TCP/IPネットワーク上でのマルチメディア配信のための伝送プロトコル」について、本寄書は前回会合での審議結果を受け修正したものであり、審議の結果、日本からの正式寄書として提出することとなった。
) 寄与文書案「勧告案J.tlsdiへの修正提案」について、本寄書はJ.tdcineを基本としてQ22に沿うように修正したもので、審議の結果、日本からの寄書としてラポータ会合に提出することとなった。
) 寄与文書案「勧告草案J.exlsdi: 拡張階層に対応したLSDIアプリケーションの伝送」について、LSDIのフォーマットはHDTV(1920×1080)の整数倍、ITU-R SG6と歩調をとって進める、などについて意見があり、これらの議論を反映し、日本からの寄書としてラポータ会合に提出することとなった。
) 寄与文書案「IPベースの光ファイバネットワーク上での多チャンネル映像伝送」について、
・  選局及び多重化に関してPSISIにより選局情報を伝送することが考えられる
・  マルチキャストを基本としている
・  寄書はインフォメーションという位置づけであり、よいのではないか
・  SG9での検討の作業スケジュールは考えておいた方がよい
などのコメントがあり、これらの議論を反映し、NTTからの正式寄書として提出されることが確認された。なお、追加のコメント等があれば提出元(NTT)に連絡することとなった。

(4)  次回のスケジュール
 4月9日(金)又は16日(金) の午後に開催することとした。

以上



本件に関する連絡先:
情報通信政策局地域放送課開発係
(電話:03−5253−5809)
cable2003@ml.soumu.go.jp






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