会議資料・開催案内等



情報通信審議会 情報通信技術分科会 ITU−T部会
網管理システム・保守委員会(第11回) 議事概要



1   日時 平成16年6月15日(火)1400分〜1505

2   場所 経済産業省別館8階 817号会議室

3   出席者 (敬称略)
専門委員    坂庭 好一(主査)、小島 敏郎、藤井 伸朗、中野 豊
関係者 上野 仁、澁沢 宗光、田口 春樹、田沼 浩行、積田 勝幸、中勢 博之、
藤沢 伸、前川 貴夫、宮坂 公雄、吉田 龍彦
事務局 金谷(通信規格課長)、平野(同課標準推進係)
  (注)関係者はITU−Tセクターメンバー等

1) 開会及び配布資料の確認

2)  第6回SG4会合(4月26日〜5月7日)の結果について
 会合出席者より第6回SG4会合の結果について説明があった。
 また、その説明に関する質疑が行われた。主な内容は以下の通り。

  ・ 勧告M.3350の承認でシリアが反対したのは何故か。
勧告M.3350は国際間に関わることだけでなく、国内のキャリア間に関わることまで立ち入っているため、シリアが保留した。その保留期間は1ヶ月だが、まだシリアから正式な反対理由は出てきていない。途上国の国内事情等に関係しているため、シリアが慎重に検討していると思われる。

  ・ 課題10で勧告化しようとしているNGN管理とは何か。
今まではトランスポートレイヤーに関する管理だったが、サービスレイヤーに関する管理を含める予定。例えば、端末間のプロトコルが異なる場合に、変換器を含めた装置を定義する。SG4ではNGNのサービスを管理するアーキテクチャを検討しているが、NGNにおける細かい仕様やアーキテクチャまでは検討していない。

  ・ 何故、SG4を来会期から6ヶ月に1週間程度の開催頻度の予定になったのか。
ITUの予算及びTSBの会議室等の事情により、6ヶ月に1週間程度の会合開催頻度が考慮されたようである。会合出席者の費用負担の増大になることやSG4会合が日程的に1週間では収まらないことを考えると、実際にはどうなるか、今後の検討事項であろう。

3)  その他
 本年10月に開催されるWTSA2004へ向けた、SG4の各課題への対処方針等の文書審議を7月中に行うこととし、詳細な日程は主査と事務局で相談の上、別途案内することとなった。


4) 閉会

  以上


本件に関する連絡先:情報通信政策局通信規格課標準推進係
(電話 03−5253−5763)






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