会議資料・開催案内等



情報通信審議会 情報通信技術分科会 ITU−T部会
移動通信ネットワーク委員会(第15回) 議事概要



1  日時  平成16年11月26日(金)14時00分〜15時00分

2  場所  経済産業省別館8階 827号会議室

3  出席者  (敬称略)
 専門委員   淺野 正一郎(主査)、田中 良明、平松 幸男、堀崎 修宏
 事務局 菅原(同課課長補佐)、寺岡(同課標準推進係長)、
平野(同課標準推進係)

4  議事
(1) WTSA−04の結果(SG19(旧SSG)関連)について
  事務局より、SG19(旧SSG)に関連したWTSA−04の結果が報告された。また、WTSA−04においてSG構成の再編が行われたことを受け、新会期のITU−T部会の委員会構成の見直しを検討している旨が報告された。

(2) 第1回SG19会合(平成16年12月13日〜1217日)への対処について
  会合出席予定者より第1回SG19会合の対処方針及び提出寄書について説明があった。また、その説明に関する主な質疑及び補足事項は以下のとおり。

  次回SG19会合へ提出する寄書では、TTCで作業しているドキュメントの参照等を行うことを提案しているが、この提案によりSG19の具体的な行動として期待しているのは、どのようなことか。
  SG19が他の標準化団体に対してリエゾンを発出し、関連ドキュメントの参照等を行うことにより、他の標準化団体の活動状況を把握し、SG19の作業の効率化を期待。また、必ずしもSG19からのリエゾンが発出されなくても、このような寄書の作業方法についてSG19の参加者の理解やコンセンサスが得られれば、次々回の会合以降、特にSG19の課題1に対して、寄書を要求するための素地が得られるはずである。

  SG19と3GPPsの連携に関しては、例えば勧告Q.1703の内容について、SG19から3GPPsへのリエゾン等の連携を図り、十分に参照されているのか。
  SG19で検討している3GPPsに関連した勧告の内容や方向性は、3GPPsをはじめとする他の標準化団体へリエゾンを発出し、連携を図る仕組みとなっている。ただし、勧告Q.1703についてのリエゾンがあったかどうか定かではない。

  NGNのフォーカスグループは平成17年5月まで継続する予定。そのため、当面はフォーカスグループのアウトプットを受けて、関連SGで勧告化の議論を行うことになる。議長会合でのSG19議長の意見は、フォーカスグループのアウトプットを、SG13が親グループとして受け取った後、SG19の関係のものはそのままSG19に転送してほしい、とのこと。

  SSGの名称がSG19に変更したことにより、SG19の作業方法等においてSSGからの変更はあるのか。
  SG19の作業方法等においてSSGからの実質的な変更はない。SSGは特別なSGとして、SSG自体が新しいグループを作成できるという権限が与えられ、前会期のSSGの課題8では、SSGの作業ルールに関する勧告A.8を議論していた。その課題8における検討が終了した後、勧告A.8TSAGへ移した。その結果、SSGの特別な権限がなくなったので、Specialをはずした通常のSGの名称が与えられることになった。

(3) その他
  事務局より、新会期のSGに対応するITU−T部会の検討構成が12月3日のITU−T部会で決定される旨が報告された。次回以降の開催日程については、詳細な日程は主査と事務局で相談の上、別途案内することとなった。

(4) 閉会
 
本件に関する連絡先: 情報通信政策局通信規格課標準推進係
(電話 03−5253−5762)





ページトップへ戻る