会議資料・開催案内等


情報通信審議会 情報通信技術分科会 ITU−T部会
ケーブル網・番組伝送委員会(第30回) 議事概要



  1.  日時
     平成1910月5日(金)1600分〜1730

  2.  場所
     日本ケーブルラボ 会議室

  3.  出席者(敬称略)
     (専門委員)
     松本修一(委員会主査)、岩瀬宗彦、河合直樹、北脇佐知子、田中勉、丹康雄、都竹愛一郎、西澤台次、野田勉、藤咲友宏、松岡達雄(代理出席)、光岡正秀(代理出席)、村田和夫(代理出席)、横山功男(代理出席)
     (説明員)
     倉掛卓也、宮地悟史、後藤良則
     (事務局)
     野崎(地域放送課技術企画官)、小鹿(同課長補佐)、加藤(同課開発係長)、杉野(同課技術係)
     (注)説明員はWG主任代理

  4.  議事
    (1)  外国寄書への対応について
       WG主任代理より、外国寄書のうち対処B(動向注意)以上のものについて説明があり、WGで検討した対処案のとおり承認された。
     なお、TAP案件であるJ.ss(ケーブルモデムのセキュリティ要件に関する勧告案)に対する反対意見は無く、日本としては承認することとなった。
       
    (2)  日本提出寄書について
       我が国から提出する寄与文書について、事務局及びWG主任代理より説明。
     NHK作成の「新勧告案『IPネットワーク上でのプル型番組素材同期伝送のアーキテクチャ』への修正提案」については日本寄書として入力することが了承された。
     KDDI作成の「勧告案J.stb-specにおけるAPI定義に関する提案」、「新勧告草案 J.lsrt LSDIリアルタイム伝送システムの高レベル要求条件」、「新規勧告提案 J.h-dpi『MPEG-2トランスポートストリームで伝送される異種映像ビットストリームのシームレススプライシング』」、「ITU-Tにおける電話サービスの既存定義と勧告案J.siptelで定義されるものとの対応関係の明確化」については、引き続きメール審議を行うこととなった。

     主な質疑等については以下のとおり。
      「J.stb-spec」について、マイクロプロセッサの項にはどのような内容が入る予定か。この勧告案の中で言及する必要性があるのか。
      中身は今後検討。具体的な数値では無く、外部インターフェースのような規定となる予定。今後の議論で消えることはあり得るが、ひとまずマイクロプロセッサの“セクション”については残す方向。
      勧告化された場合、どのように使われるのか。
      装置について、なるべく共通化し、差分の交換だけで外国でも使えるようにすること。ローカルなところ以外を共通化し、ベンダーが安く提供できるようにするのが目的。なお、強制的な規定は難しいと考える。
      「J.lsrt LSDI」における「高レベル」の表現・考え方について、タイトル変更の可能性も含め、整理・検討を行うこととなった。
       
    (3)  全体対処方針について
       松本主査より説明があり、了承された。

    主な質疑等については以下のとおり。
      SG9のスタディブロックの構成について議論はどこで行われるのか。
      今回のSG9WG6で議論される。
      J.190、TD614・626、今後追加される外国寄書については、別途メール審議を行う。
     
  5.  今後のスケジュール等  
    寄書提出期限:1018
    次回の委員会:別途事務局より案内

以上

本件に関する連絡先:
情報通信政策局地域放送課開発係
(電話:0352535809






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