開催案内
情報通信法学研究会 メディア法分科会(令和5年度第2回)開催案内
日時
令和6年3月8日(金)15:00-17:00(目処)
議題(予定)
(1)「メディア州際協定54条にいう『認可不要な』放送とその具体化」(杉原 周治構成員 発表)
(2)その他
概要
ドイツでは、数年前から、とりわけインターネット上のライブストリーミング・コンテンツが認可を義務付けられる「放送」にあたるか否かが、判例・学説において激しく議論されてきた。そして、ドイツの現行の放送法である、2020年11月7日発効のメディア州際協定は、第54条において「認可不要な」放送に関する規定を設け、従来から議論されてきた「放送」の概念の問題、とりわけ放送とライブストリーミング・コンテンツの区分をめぐる問題について、一定の解決を試みた。本報告は、こうした放送概念をめぐるドイツの議論および法規制のあり方について検討を試みるものである。
発表者紹介
杉原周治 構成員(愛知県立大学外国語学部 准教授)
(御経歴)
広島大学大学院社会科学研究科博士課程(法学博士)、東京大学大学院情報学環助教、ケルン大学(ドイツ)メディア法・通信法研究所客員研究員、を経て現職
(研究実績等)
(1)「メディア州際協定54条にいう『認可不要な』放送とその具体化」情報通信政策研究7巻1号61頁(2023)
(2)「ロシアのプロパガンダとメディア規制:ロシア国営メディアに対するドイツ・EUの対抗措置と2022年3月17日のベルリン行政裁判所決定の分析を中心として」メディア・コミュニケーション73巻155頁(2023)
(3)「ライブストリーミング・コンテンツと放送認可:2019年9月26日のベルリン行政裁判所判決の分析を中心として」情報通信政策研究5巻2号1頁(2022)
傍聴について
会議はWebexのウェビナー機能を用いて開催します。
傍聴を希望される方は、【3月6日(水)まで】に次のページからご登録ください。
傍聴申込みページ(総務省サイトを離れ、Webexのページとなります)
[登録手順]
(1) 申込みページ内の[登録]ボタンをクリックしてください。
(2) 登録フォーム上に参加者情報を入力し、[登録]ボタンをクリックしてください。
※登録の際、お名前は「姓 名」の順でご記載ください。
※メールアドレスの入力に誤りがありますと、会議URL等の送付ができませんので、誤りのないようご注意下さい。
(3) 画面に「登録情報を送信しました」と表示されます。
※この時点では、URLを記載した登録完了メールの送信はございません。
(4) 会議当日の午前中までに、総務省担当者から、会議URL等をメールでお知らせします。
・申込み期限(3月6日(水)まで)を超過しての申込みはできません。
・傍聴希望者が多数の場合は、期限前に登録フォームを締め切る等、傍聴者を制限する場合がございます。予め御了承ください。
・事前の傍聴登録をされていない方については、傍聴をお断りさせていただきます。
- 連絡先
- 総務省 情報通信政策研究所 調査研究部
(担当:能登部主任研究官、廣波官)
TEL:03-5253-5496
E-mail: iicp-chousa/atmark/soumu.go.jp
※迷惑メール防止のため、「@」を「/atmark/」と表記しています。
傍聴に当たっての注意事項
傍聴に当たっては次の事項をお守りください。お守りいただけない場合、退室していただく(切断する)ことがあります。
・傍聴は事前にお知らせした方法のみご利用ください。
・Web会議システムの音声はミュートとしていただけますようお願いします。
・会議中の録音は御遠慮ください。
・開催中、Web会議システムの不具合が発生した場合、再接続するなど御自身で御対応ください。総務省に御連絡頂いても対応できません。
・その他、総務省職員の指示に従うようお願いいたします。
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