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人材力活性化研究会(第13回)議事概要

日時

平成25年7月12日(金) 15時00分〜17時00分

場所

全国町村会館 第3会議室

出席者(敬称略)

・構成員
飯盛 義徳(座長)、富永 一夫(副座長)、小澤 浩子、豊重 哲郎、前神 有里、松原 朋子、宮城 治男


・事例発表者
神山 伸一 小平市 市民生活部産業振興課長
 
・事務局
総務省 関地域力創造審議官、大槻人材力活性化・連携交流室長

議事概要

1.『地域づくり活動のリーダー育成のためのカリキュラム』『地域づくり人育成に関する手引き』の内容充実
  • はちおうじ志民塾は、今年からOBが動かすようになってきている。同じ人が長くやっていると、マンネリ化するため、毎年秋にコースが終わったら卒業生を事務局に入れ、事務局を再編成している。また、講師を徐々にOBに振り替えていき、10年後には全ての講師をOBとしたい。
  • 地域づくりにおいては、学び合いの場づくりをどうやってするかということが重要。最初は場づくりをして、自ら事務局を担当するといったことが大事なこと。より進んでいくと、そこで学び合いのコーディネーターをする、講師をするという人も、自給自足で展開できるようになる。
  • 全国各地のすぐれた取組がどういう講座なのかが分かるのは貴重な情報。

2.全国地域づくり人育成講座フォローアップ研修について

  • 3月の地域づくり人育成講座に参加し、一番感じたのは、受けた知識をどのように現場に生かすかということであり、こうした思いを継続できるように、フォローアップ研修を始めた。また、facebook上で情報交換をしていたが、ウェブ上では不足していることもあるため、実際に会って刺激し合う場をつくろうと考えた。
  • 4月に行った第1回目のフォローアップ研修では、参加者は22名集まり、うち初級編の育成講座を受けた受講生は8名であった。受講生の自治体の知り合い等を含め集まっていただいた。
  • 内容は、1つが「あったらいいな、こんな○○市」ということをテーマにプレゼンテーションを行った。もう1つは、新しい知識を入れようということで、外部講師を招いて講義を行った。互いに意見を出し合いながら、互いに学び合って、互いに刺激し合って、習い合うという、互学互習ということで充実した1日を過ごせた。
  • 継続して行い、総務省のステップアップ講座につなげていくことができればと考えている。
  • 実際にやってみないと分からないことが多いので、このように動いて、まずは立ち上げるということが大切。
  • 市民が動くことが大切。そのためには、拠点は地元に置く必要がある。また、地元の特徴的な取組をテーマにし、地元を押し出していくことも必要。地元の人がテーマに近づいていき、この人材育成のフォローアップをしてくれることを希望する。 

3.全国地域づくり人財塾(地域づくり人育成講座)〜平成25年度の展開について〜

  • 上級編の論点は、講師育成をやるかどうかということと、そのために書いてもらった論文の作成指導を行うかどうかということ。
  • 上級まで行く人に手を挙げてもらうためには、中級の募集のときに、上級は論文がある、講師になるといったところまで、丁寧に案内をすること。
  • 論文は、単なる作文程度では不可であるが、大学レベルの学術論文まで求めるとやり過ぎか。その中間のレベルで、地域の個別のテーマについて書いてもらい、指導教官を決めて指導するといったところか。
  • 上級という存在を位置づけるときに、大学の先生のように教えられる人を目指すのか、実践者として成果を出せる人を認定するのかという考え方がある。実践で実績を出している人を認定する場合は、論文は書けるにこしたことはないが、無くても良いのではないか。
  • 地域づくり活動の実践経験を豊かに持つ方が活躍できる新たな場として、人財塾の講師を務めていただくほうが、今のこの研究会の流れに合っている。初級編からの受講生を追跡調査する中で、講師として活躍できそうな、講座を一緒にできる方に上級者としてやっていただくということもできる。
  • 上級のライセンスはなくても、初・中級の受講者を見れば、このテーマでこの人というチェックもできるので、まず講師として派遣してみるというやり方もある。
  • 水平展開(地域づくり人育成支援事業)もポイントはフォローアップ。そういった意味で、水平展開もあわせてフォローアップや、中級編的なことに少し力を入れて参りたい。その中で少し上級編的な要素も入れて、先が見えるように運営していきたい。
  • 上級編は、要件定義というか、どういう人材が必要かということから含めて考える必要がある。

4.「全国地域づくり人財塾(自治大、JIAM、JAMP)」のカリキュラムについて

  • JIAMとJAMP開催分について、人財塾の修了生の中で講義をすることができる人を入れても良いのではないか。
  • 人財塾終了後に、人財塾の受講者で、講義をできそうな人を研究会で出し合い、合意形成ができたら、講義をするよう背中を押してあげてはどうか。
  • 初級であっても、単に受講するだけでなく、受講した以上は講師になるのが普通という雰囲気を作ってみてはどうか。

5.地域の元気創造プラットフォームSNSについて

  • 講座と連動で盛り上げていくということだと思う。リアルな場と、その中の方々の自立的な盛り上がりを仕掛けていければ良い。
  • 外部でもSNSがあり、そういうコミュニティからこちらに参加していただくためには、よほど魅力ある運営をしないと難しい。講座とうまく連動させるなど、どういうふうにしていくか真剣に考えないと、作っただけで終わってしまうかもしれない。
  • 管理人の役割や、総務省がどのように情報を出していくかが大事。
  • 講座との連動という意味では、例えば課題を出して議論をする、講師の方が公開できるような資料をアップする等の機能をもたせることはどうか。
     

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