平成23年度地方財政審議会議事要旨（平成23年4月8日）

平成23年4月8日（金）10時00分〜12時00分

地方財政審議会室

（委　員）　神野　直彦（会長）　　佐藤　信　　木内　征司
　　　　　　松本　克夫

（説明者）　自治財政局財務調査課　課長補佐　後藤　友宏

　　公共施設及びインフラ資産の更新に係る費用の簡便な推計について
今回の議題は、財団法人自治総合センターの事業である「地方公共団体の財政分析等に関する調査研究会」（財務調査課長が委員として参画）の公共施設等の更新に係る費用の簡便な推計についての報告書について説明するものである。

　標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。

（主な内容）

〇　レクリエーション施設等のライフスタイルの変化等によって在り方が変わっていくものと、橋りょう等のように半永久的に用いられるものとに分けて推計する必要がある。
→　それぞれの今後の更新費用を推計することが可能である。当該推計額を基に公共施設やインフラ資産の在り方について、それぞれの地方公共団体で検討していく必要があると考えている。

〇　地方公共団体において更新費用を推計する際には、様々な変動要因が多く、困難な場合も考えられるので、「簡便」に推計できるというのはよいと思う。
→　人的・予算的な制約の大きい小規模な市町村でも作業負担を減らして推計できるようにした。まずは推計して、今後の検討につなげていくことが必要と考えている。