平成23年度地方財政審議会（10月7日）議事要旨

平成23年10月7日（金）10時00分〜11時30分

地方財政審議会室

（委　員）　神野　直彦（会長）　　佐藤　信　　木内　征司
　　　　　　中村　玲子　　松本　克夫
　
（説明者）　自治財政局地方債課　地方債管理官　澤田　邦彦

国の予算等貸付金債に係る同意等について

今回の議題は、国の予算等貸付金債に係る地方公共団体からの起債協議に対し、総務大臣が同意をするに際して、地方財政法第5条の3第7項の規定に基づき、審議するものである。

　標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。

（主な内容）

○　東日本大震災により被災した県からの中小企業高度化資金貸付金についての協議ということだが、何故今回宮城県からは協議が来ていないのか。
→　宮城県の基金分については、近々今月中に協議される予定である。なお、貸付分については平成23年9月16日付けで同意済みである。

○　貸付対象の中小企業に対して資金を貸し出す際、貸付限度額は設定しているのか。
→　事務手続として、中小企業から必要額を申請してもらい、問題がなければ申請額どおりとなるので、特段、限度額は設定していない。

○　今回の貸付金の積算はどのようになっているのか。
→　貸付分の額は各中小企業者の要望額に基づき積算している。基金分の額は、貸付規模に対する貸倒引当金に要する経費と、一定額（固定）の事務費等に要する経費の合計額を予定運用利率を見込んで積算している。