平成29年度地方財政審議会(12月19日)議事要旨
日時
平成29年12月19日(火)10時00分〜11時30分
場所
地方財政審議会室
出席者
(委員) 堀場 勇夫(会長) 中村 玲子 鎌田 司
宗田 友子 植木 利幸
(説明者) 自治財政局地方債課 理事官 尾ア 祐子
自治税務局企画課 税務企画官 山本 倫彦
議題
(1) 平成30年度における当せん金付証票の発売許可について
今回の議題は、当せん金付証票法に基づき、平成30年度における当せん金付証票(宝くじ)の発売について許可するに際し、当せん金付証票法第4条第3項の規定に基づき、審議するものである。
(2) 愛媛県伊方町法定外普通税「使用済核燃料税」の新設について
今回の議題は、愛媛県伊方町から協議のあった法定外普通税の新設について、総務大臣の同意に際し、地方税法第670条の2の規定に基づき、審議するものである。
(3) 広島県法定外目的税「産業廃棄物埋立税」の新設(更新)について
今回の議題は、広島県から協議のあった法定外目的税の新設(更新)について、総務大臣の同意に際し、地方税法第732条の2の規定に基づき、審議するものである。
(4) 平成30年度税制改正大綱について
今回の議題は、平成30年度税制改正大綱について、説明を受けるものである。
資料
要旨
I 議題「(1)平成30年度における当せん金付証票の発売許可について」
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
(主な内容)
○ これまでジャンボくじの1等賞金額を引き下げたことはあったか。その意図は何か。
→ これまでも平成24年のドリームジャンボなどで1等賞金額を引き下げたことがあるが、特に今年度発売のジャンボくじでは1等賞金額を引き下げて、中間賞金帯の当せん本数を増やすくじを発売している。
その意図は当たり感を実感してもらうためであり、来年度のドリームジャンボも同様の趣旨であると聞いている。
○ 当たり感の実感という点について、購買層にはどのように周知していく予定か。
→ 宝くじの女神などがPRの際に用いる宣伝文句を通じて広報周知しているほか、宝くじの公式サイトに当せん者のインタビューを掲載するなど、工夫をしていると聞いている。
II 議題「(2)愛媛県伊方町法定外普通税「使用済核燃料税」の新設について 」
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
(主な内容)
○ (愛媛県ではなく)伊方町が税を新設する理由は何か。
→ 地方交付税の合併特例の縮減や伊方原発1号機の廃炉に伴い電源交付金が減少するなか、町で行う安全対策や防災対策などの財政需要に応えるためである。
III 議題「(3)広島県法定外目的税「産業廃棄物埋立税」の新設(更新)について 」
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
(主な内容)
○ 今回の更新に際し、新たな財政需要はあるのか。
→ 更新後の税収使途については、廃棄物の減量化・リサイクルの推進や廃棄物の不適正処理への対応など、これまでの取組を継続するとともに、リサイクル関連の施設整備や研究開発等の事業を拡充することとしている。
IV 議題「(4)平成30年度税制改正大綱について」
標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
(主な内容)
○ 平成29年12月14日(木)に与党において決定された「平成30年度税制改正大綱」に関する地方税の概要及び課題等についての意見交換を行った。
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