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令和4年度地方財政審議会(7月8日)議事要旨

日時

令和4年7月8日(金)10時00分〜11時00分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委 員)
 小西 砂千夫(会長)  宗田 友子  西野 範彦  野坂 雅一  星野 菜穂子

(説明者)
 自治財政局交付税課 課長 黒野 嘉之  
 自治財政局交付税課 課長補佐 齋藤 修
 自治財政局交付税課 課長補佐 原 大介

議題

(1)令和4年度普通交付税の額の決定等について
(2)令和4年度地方特例交付金の額の決定について
(3)普通交付税に関する省令の一部を改正する省令について
(4)地方財政法第三十三条の五の二第一項の額の算定方法を定める省令の一部を改正する省令について
(5)地方特例交付金に関する省令の一部を改正する省令について
(6)地方交付税法第17条の4の規定に基づき、地方団体から申出のあった交付税の算定方法に関する意見の処理方針(案)について(説明案件)
 
今回の議題は、普通交付税及び地方特例交付金の額の算定方法等を規定した省令の改正案並びにこれらの省令改正を踏まえた令和4年度の普通交付税及び地方特例交付金の額の決定について、地方交付税法第23条第1号及び第3号並びに地方特例交付金等の地方財政の特別措置に関する法律第10条の規定に基づき審議するものである。
また、各地方団体から提出された意見のうち、補正係数等省令改正を要するものの処理方針(案)について説明を受けるものである。
 

要旨

議題(1)から(5)の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。また、議題(6)の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
 
(主な内容)
 ○寒冷補正(積雪度)の級地見直しによる影響はどの程度あったのか。
 → 1級地から4級地に区分されている団体数自体は見直し前と大きな変化はない。級地の上がった団体は、級地が下がったよりも多かった。
 
 ○寒冷補正(積雪度)は主にどの費目において補正を行っているのか。
 → 道路橋りょう費や小学校費、中学校費等は個別に補正を行っており、地域振興費において関連する費目分について一括適用している。
 
 ○除排雪経費については、普通交付税の算定において標準的な所要額を措置し、実際の所要額がその措置額を超える場合には、特別交付税により更に対応するということか。 → そのとおりである。
 
 ○不交付団体の数が令和3年度より増加しているが、その理由をどのように分析をしているか。
 → 基本的に市町村民税法人税割や固定資産税等の基準財政収入額の増加が主な原因と考えられる。
 
 ○ 小規模高等学校のかかりまし経費の適切な反映について、どのように対応するのか。
 → 現在、生徒数の減少を受けて、小規模高等学校の再編等が行われている一方で、地方創生の観点等から、小規模高等学校が維持されている地域もある。こうした状況や文部科学省からの意見を十分に踏まえつつ、小規模高等学校において生じる経費等の実態把握に努め、措置の必要性について引き続き検討を行う。

資料

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